空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

世情の瞥見

2016年10月22日 11時20分39秒 | 思考試行

テレビは、いろんなことを映し出す。画面だけでなく、さまざまな思惑がその背景にあって、その渦中のなかで、浮遊し流れている。格別の信念をもつことはないとみえる。否、持ってはならないのだ。

金を出すスポンサーの意向が決定的だが、製作側は視聴率が生命であって、大衆ウケしなければ、淘汰の対象となる。心理的駆け引きの世界でもある。そして、そこへ政権の意向も入ってくる。

御用学者、腰巾着のタレント、評論家まがい、力学がさまざまに渦巻いている。黒幕の存在、大元は富裕層、支配層の道具であって、ために、彼らはテレビが、民衆の力を生み出す道具とは、なり得ないように監視している。

そうなったときは、怪しい権力争いが裏面では始まっているかもしれない。実は、統制があるのだが、それを見せるわけにはいかない。中国が革命を経験して、今の状況を見るに、誰のための国になっているのかをみれば、激しい権力闘争があって、中国の視野は、広いとはいえない。

暗澹たる人類の現状である。まだまだ、悲劇は続き、エンドマークはどういう形になるのか、恐らくは、悲劇で終わるしかないような予感が強い。それを変えうるのは、まさに庶民であるが、その可能性に展望が持てないのである。それでもそこしか解決の道がないのであるから、あくまでも望みを捨てずに生きていくほかない。