自分一人で決めたとおりに実行して生きていくなら、結構簡単なようにも思えるが、今の世の中は、富裕層がますますゆたかになり、貧乏人は、どこまでも貧乏で、しかも余裕なく働かされる仕組みとなっている。
どこかの時点で、政治権力の方向が変われば、どうにかなると思いたいが、中国の様子を見ていると、やはり、相当な不均衡があるようで、一概にただちに良くなるとは断言できない。
外国に対しても、拡張主義が目立ち、どうやら指導部の程度も相当低い。国家主義的な考え方が主流であり、自己利益がこれに付随しているという具合で、人間の理想とは程遠い。
かろうじて北欧に、人間尊重の実例があるようだが、いかんせん国が小さく、国際的な力はない。となれば、自国独自の進路を国民は選択して、まともな政治態勢にするべく賢くならなければならないのだが、ごまかしの手法がいろいろあって、ややこしい連中には、なかなか敵わない。
新潟は、政権にとって、かなりの衝撃のようだが、民進党は実は、現政権と同じような考え方のものもおり、連合など資本の別働隊だから、こんなところの顔色をうかがっているようでは、まったくたよりにならない。
新しい新潟県知事になる米山さんは、民進党をぬけて立候補したらしい。こんな民進党であれば、たくましいし、これはいいと思えるのだが、すべてがそうではないのである。