真央さんの演技をナマで見た。本当に感動した。点数がどうの、メダルがどうの、という世界をぶっ飛ばした。それは、何より、ご本人が最も感じていることだろうが、最後の瞬間の彼女の表情がすべてを物語っていた。
恥ずかしい思いをしている審判員もいるだろう。国益、身贔屓、打算、・・・いろんな事情があったかもしれないが、そんなことは今までもあったし、これからもまだまだあるだろう。それが、今の人間の水準であり、現状である。だからこそ、紛争がやまない。
あの瞬間、思わず、もらい泣きをしてしまったが、もらい泣きというよりも、自分自身の感情が本当にそうなったということである。その後の展開が先に述べた状況につながる。
世界が感動したと、ネットに出てくる。報道機関も、あまり審査員の点数のことには、こだわってはいない。それはいい傾向だと思う。ここで、眉を上げて、抗議したり違和感を、大きな声をだして叫んだりしてはいけないように思う。だが、みんな感じている。何に感動したのか。
ショートで、信じられないミスをして、その翌日のことである。あの失敗がなければ、この感動的な演技は不可能だろう。このドラマには、ショートのミスがなければならないし、そこからの、立ち直り、考え方、そしてなにより過去の努力の積み重ねがあって、うまれた感動的な瞬間なのである。
人間がより人間らしくなるために、本当に示唆的な、出来事であった。真央ちゃん有難う!!!。