生きる姿勢として、虚勢をはったり、あまりに背伸びして生きるのは、本当に辛いことではないだろうか。努力はしないといけないし、そこには、いい加減ではなく、真剣に取り組まなくてはならないが、その結果については、素直にうけとる姿勢を好ましく思う。
詐欺師のような作曲家の事件が、かまびすしい。すぐにバレそうなウソが、通ってしまい、ビジネスとしても大きな影響が出ている。嘘にウソを重ねて、バレてしまった。これからどうするのだろうか。それでもCDの売上が増えているというから、作品には命があるということかもしれない。
よく言われることだが、西欧では、つつましく謙虚にしていては、無能だと思われるらしい。必要な発言はしないと、誤解されてしまい、不当な扱いをうけるという。自己主張をキチンとしないといけない文化のなかにあって、まさに、真逆の考え方、生活態度であるが、共生が基本と考えれば、自己主張が強く、何事も、競争に持ち込もうとするのでは、摩擦がたえないだろう。昔の日本の考え方が実は、これからの時代に、重要な意味をもつのではないだろうか。