確定申告の期限がせまってきている。今週中にはやり遂げたいのだが、実行できるかどうか。税務関係のコンピュータ対応は、かなり進んでいる。個人の確定申告などは、手書きなんかでやる気はおきない。必要な数字を準備しておけば、スマートに申告書が出来上がる。
今は、社会保険事務所がなくなり、組織が変わったけれども、社会保険関係は、簡単に電子申請ができない。役所によって、準備が違うということだ。業者の専門ソフトを使わなければ、うまくいかないようにみえる。労働保険、社会保険などは、税金に比べて、それほど難しいとも思えないのだが、何故なんだろうか。
民間損保などは、コンピュータなしには、仕事ができない状態で、ヘルプデスクなど設けて、業務の効率化を計っているが、代理店手数料も大幅に変更しており、小規模代理店など、生存を許さないとばかりに、契約をとると、赤字になってしまう種目もでてきた。銀行振込の手数料と同じになったり、変更手続きなど発生すれば、郵便代などは、代理店もちであり、たいへんな手数もかかるのだが、一切、報酬はなしである。それどころか、大赤字となる。腹立たしいこと限りなしである。
たいへんな労力、経費をかけ、しかも人間関係の財産を使って、すべては、保険会社の方に利益をすいあげる。その行先は、株主だといわれているが、働かないものが、いちばん儲けるというこの姿はまさに異常である。
この傾向が、地球上に蔓延してきている。貧富の格差をうみだし、弱肉強食の論理のもと、無慈悲な現象が頻発してきている。正義のカケラもない。ここで、やるべきことをやるとすれば、何があるだろうか。