空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

管さんは、やはり偉かった。

2012年03月30日 10時46分26秒 | 思考試行

朝日朝刊に、池上さんの新聞についての大きな記事が出ている。新聞の役割についての話である。活字媒体の特長として、検証が可能とある。

あとで、あのとき、何言うたん?と調べることができる。管さんが、細かいことまで口出しして事態を余計に混乱させた、みたいな話が、当初、新聞にデカデカと掲載されていた事実がある。

はたして、真相はどうだったのか。池上さんは、当時の技術系トップが、管さんに、なんのアドバイスもできずにいた事実を新聞記事から掘り起こしている。

管さんがそこまでやらざるを得なかった事実が示されたのである。原発については、安全神話のもと、自民党はじめ、学者内部も、安全対策をいうような人をしめだし、イエスマンで固めて、国民をだまし、原発政策を推進してきたのである。

重大なことになって、思考停止状態になるのは、いわば当然であった。事故以来の自民党の言い方は、恥知らずと言われても抗弁できないだろう。事故にまともに向き合えない体質が露呈したのである。

管さんが、東電に乗り込まなかったら、全面撤退で今頃日本はどうなっていただろうか。無責任な連中をのさばらすことの恐ろしさを痛感する。やはり、管さんは偉かったのである。