空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

政治の基本は弱者救済

2012年03月17日 11時10分01秒 | 思考試行

何のために政治をするか、昨日のBSプライムニュースをみていて、弱者救済こそが、最大の任務ではないかと思いついた。

人はだれもが、弱者になりうる。宮本北海道大学教授が、99%の人が弱者であるという本を書いているのが紹介されていた。まさに、その通りで、政治の役割は、弱者救済にあると思う。

難病に罹患して、「困った人」になってしまった作家の女性もでていたが、彼女は、決して弱者ではなかった人であったのに、「くじをひいてしまって」難病になり、国の制度の、難病対策などの脆弱ぶりに驚くこととなる。

日本という国のイビツなところを、あらためて、思い知らされた。政治の役割というのは、個人では対策できないことを相互扶助的に解決していくことが、最大の任務である。

制度の実態、弱者の状況、こういう問題を詳しく把握しているところが、実はない、ことも驚きである。実態把握ができなければ、問題解決のしようもない。

報道側に、体系的にそういうデータをまったくもっていないことにも驚く。それで、どうして社会の公器などといえるのだろうか。

政治は、体系的に、調査し、真剣に問題解決にむけて動きださなければならない。