この雑誌の存在は、日本のすばらしさを表現しているようにおもう。内容の多彩さ、深さ、筆者の量、質、本当にいい仕事をしている。
4月号には、新聞社の主筆クラスが、日本をギリシャ化しないために、提言している。これの当否については、とても論評できないけれども、これを受けて、各界階層の反応をききたいものだし、できるものがあれば、ただちに実行してもらいたいものだ。
考えるだけではなく、実行するところに、解決の方途がある。日本の課題は、どこなのか、どこをどうするのか、具体的に議論し、すすめてほしいものである。
たまにドライブして、郊外にでかけると、店舗はしまっているし、山が荒れている。使えそうな丸太が、切った状態で放置されている。元気がない。何か方策はないのだろうか。放置されている丸太の使い道はないのだろうか。
町おこし、村おこしの方策がないのだろうか。ちょっとした「つまり」を解消すれば、たちどころに、問題解決するような気がするのだが、それが何なのかを把握しなければならない。
文芸春秋の力で、なんとかしてもらえないだろうか。具体的な方策を提言してもらえないだろうか。編集部は、それぐらいの方策はもっているのではないか。誰に何をしゃべらせ、何をさせるかをである。