空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

競争しか知らないのはチョイトさびしい

2012年02月21日 10時52分57秒 | 思考試行

受験戦争を勝ち抜き、就職戦争を勝ち抜き、出世競争の中で、大抵は、おおかれすくなかれ、挫折し、年金生活へ。年金額でも競争?もう競争しなくていいだろう。というか、もう、どうにもならない状態だ。

商売でも競争、国同士も競争、地域で競争。恋愛も結婚も、競争がある。

競争しないと、生きてはいけない構造のなかで、みんな生きている。適当な線引きがあって、いい塩梅のところで、競争原理が働いていればいいのであるが、なかなかうまくはいかない。望みはかなえられないことがおおい。

生きていくことは、なんとたいへんなことだろう。行き過ぎたり、足りなかったり、境遇の違いによって、随分差ができたりする。不合理、不条理がある。

それで、競争がなければいいのかといえば、恐らく、それでは、生活自体が成り立たない。生きてはいけない。であれば、競争の渦のなかに、単に、飛び込むのではなく、そのなかで、自分なりの方針をたてて、泳いでいくことだ。どこで、競争するのか、負けるのか、負けるが勝ちということもある。

その境遇のなかで、変化し、対応し、譲り、頑張り、健全な状況を目指して、生き抜いていく試みを続けるほかない。あっさりと諦めるのもよし、ガンバルもよし、臨機応変に、したたかに楽しく、味わいながら、感動しながら、課題を持ちながら泳ぎ続ける。単純化しないのが生きるコツかもしれない。