空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

沖縄防衛局長の講話について

2012年02月03日 12時00分03秒 | 思考試行

彼は、選挙について熱心であり、自分の信念を広げたいから、それなりに行動したということだろう。彼が、自公政権を支持していたから、権力の選挙介入となるので、これが、もし共産党支持ならどうなのだろう。

それができるとすれば、「革命前夜」ということかもしれない。ただちに、更迭されるし、そんな人間は、それほど出世するはずもないということになるか。

いずれにしても、権力の最前線の高級官僚が、こういう行動に出るというのは、健全な気もする。本音で、体制を守ろうとしているのであるから、高級官僚としては、あたりまえであり、権力側にとってみれば、「ウイヤツ」であることは間違いない。

しかも、暴力で云々というのではなく、ルールに基づく話であるから、セーフではないかと思われる。政権交代したから問題になるということで、自公政権のもとでは、全然問題にならなかったのである。

選挙制度は、どこを目指すか。民意の反映か、それとも、統治をしやすくするためか。権力側は、当然ながら、統治を考える。それで、小選挙区制にしている。民意の反映などハナから念頭にない。

それでも選挙ともなれば、選挙民の意識がどうであるかによって、政治の力は左右される。多様な意見のなかでこそ、政治の世界も進歩する。AかBか、だけではつまらない。選挙民には、関心などもってもらいたくないから、それでいいのである。比例なんか削れる機会があればいつでも削りたいのが本音だ。

権力者は、自らの安泰をめざす。どちらにころんでもいい様にしたいだけである。この事件は、権力の座にある者は、常に「より有利になるように」貪欲に、努力しているということだろう。