受験戦争を勝ち抜き、就職戦争を勝ち抜き、出世競争の中で、大抵は、おおかれすくなかれ、挫折し、年金生活へ。年金額でも競争?もう競争しなくていいだろう。というか、もう、どうにもならない状態だ。
商売でも競争、国同士も競争、地域で競争。恋愛も結婚も、競争がある。
競争しないと、生きてはいけない構造のなかで、みんな生きている。適当な線引きがあって、いい塩梅のところで、競争原理が働いていればいいのであるが、なかなかうまくはいかない。望みはかなえられないことがおおい。
生きていくことは、なんとたいへんなことだろう。行き過ぎたり、足りなかったり、境遇の違いによって、随分差ができたりする。不合理、不条理がある。
それで、競争がなければいいのかといえば、恐らく、それでは、生活自体が成り立たない。生きてはいけない。であれば、競争の渦のなかに、単に、飛び込むのではなく、そのなかで、自分なりの方針をたてて、泳いでいくことだ。どこで、競争するのか、負けるのか、負けるが勝ちということもある。
その境遇のなかで、変化し、対応し、譲り、頑張り、健全な状況を目指して、生き抜いていく試みを続けるほかない。あっさりと諦めるのもよし、ガンバルもよし、臨機応変に、したたかに楽しく、味わいながら、感動しながら、課題を持ちながら泳ぎ続ける。単純化しないのが生きるコツかもしれない。
人と比べる事は、自分の良さを見失うハジマリと感じます。
大事なのは 自分が役に立っている事。家族の為に… 親族 近所 友人 会社の為に役に立っていれば 幸せです…。
しかし、「しない」と、考えておられることは、すばらしいことだと思います。大抵は、ギクシャクしますものね。