文藝春秋4月号を見た。菅さんの社民連時代の仲間だった田上等氏と偶然であった記者が、今や、ホームレスになっている田上さんを取材した。
人生の岐路がいくつかあって、菅さんからも何度か、秘書に・・・とか、誘いがあったようだが、プライドが邪魔したのだろうか、断っている。
それにしても、高学歴で、親も政治家で、運動家であったわけだから、その境遇は、あまりに対照的ではある。
市民運動を、真剣に取り組んでこられたのだが、人に騙されたり、打つ手をまちがったり、結局、ホームレスになったという。本当に、人生はいろいろである。
生活保護は、受けないという。捨ててある本を、古本屋へ持ち込むのが、収入を得る手段であるという。
プライドが、生活を破壊している。助け、助けられる、その関係を持ちたいものである。困ったときは、助け合えばいいではないか。