空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

かつての活動仲間が、不遇になっていた。これも菅さんのせいにするの?

2011年03月10日 23時19分32秒 | 思考試行

文藝春秋4月号を見た。菅さんの社民連時代の仲間だった田上等氏と偶然であった記者が、今や、ホームレスになっている田上さんを取材した。

人生の岐路がいくつかあって、菅さんからも何度か、秘書に・・・とか、誘いがあったようだが、プライドが邪魔したのだろうか、断っている。

それにしても、高学歴で、親も政治家で、運動家であったわけだから、その境遇は、あまりに対照的ではある。

市民運動を、真剣に取り組んでこられたのだが、人に騙されたり、打つ手をまちがったり、結局、ホームレスになったという。本当に、人生はいろいろである。

生活保護は、受けないという。捨ててある本を、古本屋へ持ち込むのが、収入を得る手段であるという。

プライドが、生活を破壊している。助け、助けられる、その関係を持ちたいものである。困ったときは、助け合えばいいではないか。


今日は、東京大空襲があった日

2011年03月10日 10時19分28秒 | 思考試行

ニュースで、NHKが取材を東京都に申し入れたら、都が断ったという。わずか、2,3時間の空襲で、10万人以上の人びとが亡くなった日である。今日は。

朝早くのニュースだったが、アナウンサーが、その顛末を述べる。「平和祈念館」を建てるとして、遺品を都が集めているのだが、死蔵しているという。遺族にとっては、貴重な遺品であるが、平和のためにと、都に預けたものである。

都議会で、この祈念館の建設が決まらずに、遺品が死蔵されている。もう10年になるというニュースである。

三月十日は、まだまだ、寒い。98歳になる一人暮らしの女性が、そのときの経験を語る。墨田川に入ったときに、夫は、寒さに凍え死ぬ。そして、背中におぶっていた子供も、気付いたら亡くなっていた。そして、自分は何故、死ななかったのかと考えて、子供に背中を守られていた、それを語る。

そのときに、子供さんが着ていた服を遺品として、都に預けていた。それを、返してもらい、今は、民間の展示施設で展示しているという。

今は、皆さんに見てもらえるので、感謝していると、笑顔で話している。すばらしい、ニュースであった。

本当に平和を望むのならば、やることはいくつもある。石原都知事の、酷薄ぶりが見える。戦争勢力の本音がここにもある。