空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

主導権を誰がとるのか

2011年02月04日 09時49分04秒 | 思考試行
蛙を、浅い水の張った皿に入れて、下から、徐々に温めていくとどうなるか。

実際にしたことがないから、本当の所は、知らないのであるが、話としては、いつでも、その危険から逃れる手段があるにも関わらず、蛙は、そのまま、死んでしまうというという。

損保業界などで、リスクに関して、顧客にたとえ話として、出たりする。

今の国会の情勢、日本の情勢は、こういう状況なのかもしれない。民主、自公、野党が話し合って解決策をとれるにもかかわらず、特に野党側が、与党のよびかけに対して、何もしないという姿勢に終始すれば、そのまま、アウトということになる。

そして、もう、話し合いなど意味もないことで、際限なく、多数をとることだけが、解決手段となる。こういう世の中は、まったく魅力がない。議会なんか必要ないではないか。

どちらか多数をとるまで、選挙をやり続けるほかないことになる。

目を三角にして、ののしりあうばかりであれば、こんな世界は、生きている価値すら疑われる。

現実的な、知恵を働かすことをしないで、折角、積み重ねてきた成果も、無駄になってしまうのをみるのは、本当につらいものである。

与謝野さんや、柳沢氏が動き出したのは、この危機感の表われである。自公よ、しっかりセンカイと言いたい。

主導権を誰がとるのか。与党の、邪魔をすることが、主導権をとることではない。問題解決に、動く姿勢を持っているものが持つべきである。それは、今は政府与党である。自公の猛省を促す。