空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

自民党は、救いがたい意地悪だ

2011年02月02日 05時34分26秒 | 思考試行
予算委員会の審議が始まった。臨時国会につづき、民主党の作った本格的な始めての予算である。

前回は、自民党の質疑のやり方をみて、民主党の支持者ではない小生にとっても、まことに意地悪く、気持ちの悪い質問の仕方であり、揚げ足取りはするは、同じことを何度もくりかえすは、とても、見られたものではなかった。

それでも我慢して見続けた。自民党の本質を知るために。

ちょっと見たことがないほどの筋の悪い、品のない議員達のふるまいであった。野次はとばす、まるで、各大臣を犯罪者のような扱いをする。

これが、選良といわれる連中なのか、それぞれ、学歴は立派であるのに、なんだ、実態はこんなものなのか、ある意味、本当の姿を見せてもらったので、余計な思い込みをなくせたから、ある意味、よかったが、なんとも情けない思いをした。

今回は、石原幹事長、石破、野田氏と、政策通を並べて、一応議論らしいものをしだした。だが、その底流は、前回と同じである。なんせ意地悪である。

専門知識の有無をテストし、まるで、口頭試問のような問題を出す。「財政大臣をやっていたんだから、こんなことを知らないでは云々」と、その意地悪さは、前回同様である。

いくら長年の経験があろうと、何もかも一人で、答えろというのも如何なものか。「総理、総理が答えなければ駄目だ!」と大声を張り上げる。

相手を貶め、立ち往生させようとする。自分の専門知識を武器として、相手をへこませようとする。悪意のかたまり。そして、解散を叫ぶ。

菅さんは、今の時期に解散して、どこが生産的なのかと、反論した。それは、そうだろう。初めての予算を、組んで、そこで、解散というのは、スジが通らない。

参議院で多数の議席を、自民党が占めてはいるが、得票数では、民主の方が多かったのである。民主に何にもやらせずに、解散を言うのは、これまた意地悪にすぎる。

ましてや、国民生活がかかっている。自民党の本質が、国民のことを真剣に考えていないことは結局今回明らかとなった。

参議院で、議席の上は、第一党なのだから、自民党が、どうとでもできる状態である。国民生活に影響があるような事態になるとすれば、これは、自民党の責任である。

どのようにしていくのか。事態をみていきたい。