空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

今朝は雪!

2011年02月11日 09時27分09秒 | 思考試行
文藝春秋は、3月号をいつもよりは、多く売り出しているようだ。書店の平積みの量がいつもの倍はあるのではないか。芥川賞が2本あるということで注目を集めているのだろう。主婦が立ち読みしていた。あまり見ない光景である。

小生も昨日早速購入。「苦役列車」を読み上げた。出だし、見たことのない漢字が登場。早速辞書を引く。自己紹介で、作家は、中卒を強調しているが、この漢字は、その後の努力の証拠を示しているかのようだ。ナメンナヨというところか。

さもありなんという内容で、私小説をうたっているだけに、そのさらけ出し具合が、小気味いいぐらいに、なんの制限もしていない感じがある。ここまでやるか、というスタイルである。

違和感が、現在の自分の地点の豊かさを感じさせてくれる。作家が、駄目なヤツがいるもんだ、と思ってもらえたら・・・、などと書いているが、まともに、そうとも思えないが、クスグリを感じるのは事実である。

雪は、まだまだ降っていて、庭の風景は、何年来見たことのないほどの雪化粧。静かである。鳥の声は聞こえず、妻がみるテレビの音のみ。

さて、次は、「きことわ」を読んでみようか。