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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

何がほしいのか。

2010年01月16日 07時24分30秒 | 思考試行
ハイチで大きな地震が起きた。貧しい国のようで、治安が悪く、救援活動も簡単ではない。映像で見る限りは、瓦礫の中を、歩く人びとは、カラフルで、それほど困難とは見えなかったりするが。

石作りの、壊れやすそうな建物ではある。貧富の差が激しそうである。治安が悪くしかも、国家の中枢部の動きがなく、外国からの援助活動もうまく動いていない。差配するものがいないという状況。

一部では、略奪が始る。その映像も流れている。これが、アメリカのすぐ近所。今まで、何をしてきたのか。一部の者の富を守り、そうすることを維持し続けてきた「成果」がここにあらわれている。

競争原理を金科玉条にする世界の帰結。勝利者だけが、虚ろな幸せを得る。芯からの幸せなんてないはずである。これだけの貧困層を生み出し、治安の悪さを維持して、勝ち取った富である。それで、どうして幸せといえるのか。

人間社会が、どうなっていけばいいのか。何が欲しいのか。全体主義でもなく、利己主義でもなく、みんなが、幸せに暮らしていくためにはどうしたらいいのだろうか。人よりも、少しでも有利になんて考え方は、もういい加減にしなければならない。

大災害のたびに、この命題が常に持ち上がる。必ず、災害はやってくる。これに対する、国際的なマニュアルは、存在しない。情報が、自由に飛び交うことが可能になった今日、それをしないのは、為政者の怠慢であろう。

課題は、だんだん明確になってきた。小沢さんよ、ここで、なんとか今までと、これからと、反省すべきは、反省し、大方針を示したらどうかね。活動費に、その大半の金を使ったのだろうことは解るけれども、権力をどう使っていきたいのか、本当のビジョンを示そうではないか。