「重力ピエロ」をみた。

ツタヤで借りた3本のうちの、2本目「重力ピエロ」をみる。単なる家族を描いているようで、人間の深奥の世界にも、メスが入っている。笑顔のなかに、それぞれの思いがあって、簡単な映画ではない。

原作を読んでいないので、あるいは、誤解しているかもしれない。意味の取り方が、いく通りもあるような気がする。これにも、刺激を受けた。どうも、小生の好奇心は偏ってきているようで、これも、家内の選択で借りたものだが、最初はまったく興味が持てなかった。

インターネットで調べると、原作は100万部を売ったというベストセラーで、映画も注目されていたらしい。全然知らなかった。見ればそこには、新しい世界が、現出する。

新しい作品にも、注目しなければ、と思った。世界は、広がっているのだ。どうも、自分の感覚だけでは、広がり具合が、生き生きとしてこない。こういう作品によって新鮮な刺激が得られる。これも見てよかった。

あと一本あるが、これは本命もの。これには、期待している。今日あたりに見ることとなる。

どういう順番でみるかについても、家内とは意見が違った。結局は全部みるのだからどうでもいいようなものであるが、甘いものとスッパイものを食べるときには、さきに、スッパイモノを食べないと、順序をかえると、味が相当変わってくる。

そういう意味合いがあることを主張して、家内も同調した。イメージでの作品評価に基づいてで、順番を決めたのであるが、概ね、そのネライは成功したようである。いずれにしろ、今回は、ツタヤへ行った値打ちがあった。