空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

政治家の尊大さは、どこから来るのか。秘密のベールをはがせ。

2009年06月08日 09時08分07秒 | 思考試行
政治の世界は、実力者がしなければいけないものだろうか。それこそ、ボランティア的な、誰もが義務として参加しなければならないもので、それには、すべてが公開され、権力的な色彩を、生じさせない仕組みでなければならないのではないか。

共生が、その底流にあって、対立をどう調整するかであるが、そもそも、競争を前提としない生存方法であれば、可能なのだろうが、そうもいかない。とすれば、権力を持って人に対し、利権に貪るものが出ても、仕方がないとするのか。それとも、独裁者の存在も許すのか、ということになる。

人智の限りを尽くして、この調整ができないようでは、人類の明日はない、と思う。ともかくは、実態の公開であり、誰もが、それを知ることができることから、始めるしかない。そのなかで、政治家の仕事ぶりが明らかとなる。偉そうな政治家というのは、秘密のベールに守られて、その尊大さを維持してきているのである。

権力の生ずるところ、官僚組織も同じであるが、秘密を武器にしている。何のために、秘密にするのか。秘密は、利権をまもるために存在する。利権が、必要でなければ、公開できる。利権は、人のやる気の源泉であったりするので、この扱いが、社会のあり方を決めることになる。