空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

共生へ。

2009年06月05日 07時54分45秒 | 思考試行
一人の人間の力というのは、通常微々たるものと認識されている。とりわけ、派遣切りの対象になった人びとと、経団連の御手洗会長と比べると、前者はとるにたりない存在として、ミタライさんは思っていることだろう。

すごい機械を、とんでもない安値で提供しているのだから、それは、すごいことなのだが、一方で人を切り捨ててきた。総合的には、残酷な資本の論理だけが、目立つことになる。

ではどうすれば良いのか。座して、高賃金の労働者を守り続けて、競争に敗れて、業界から去ればいいのか、それもできない。今の、世の中の動きは、必然であり、どうしょうもないのか。

製造業できた人は、製造のみ、というのではなく、新しい分野の開拓が必須であり伝統的といわれる分野でも、見直しが必要であることは、確かなことだろう。これらの変更には、相当なアイデアがいる。エネルギーもいる。

前向きに何とかしようとする熱がいる。それは、政治家に求められている。そこで世襲議員や、長く議員をしている人には、その熱が欠けているいわざるを得ない。アイデアがない、滾るような情熱が見えない。周囲に押されて、段取りされた道を歩むことに慣れきっている。

これでは、新しい転換は、到底望めない。大阪府知事の橋下氏の活躍は、まさに、この熱を感じる。世襲や、ベテランでは到底できないエネルギーがある。そして、宮崎の東国原知事もその熱がある。大阪府の場合、女性のオオタ知事の時代と大違いである。オオタさんは、中央官庁の幹部の出身である。

時代によれば、横のネットワークみたいなものが意味があることもあるのだろうが、旧来の考え方では、対処できないときには、個々人の情熱、力がとても大きな意味をもつ。

エラブルことなく、朗らかに、改革を訴える橋下氏には、大いに刺激をうける。

共産党はオバマさんに手紙を送った。アメリカ帝国主義といっていた国に対してである。そして、返事がきた。時代は変わるのである。

中国は、天安門事件の総括が未だにできない。この辺が変わると、世界は大きく転換していくに違いない。方向は、共生である。変わらざるを得ないし、かわらなければいけないのである。