(原題:Flight)
----この映画って
デンゼル・ワシントンが主演。
確か、パイロットのお話だよね?
「そう、
あの“ハドソン川の奇跡”を思い起こさせる内容」
----ということは、
コントロールを失った旅客機を無事、
不時着陸に成功するというお話かニャ?
「そうだね。
ただ、死者はいなく、
乗員・乗客の全員救出されたあの事故と違い、
こちらはスタッフも含み、数名が犠牲になっている。
それと、興味深いのは
そのデンゼル・ワシントン扮するウィトカー機長が
マスコミの前に姿を現さないこと」
----それはまたなぜ?
「実は彼はアルコール依存症…というより中毒に近く、
前日もほとんど食べずに飲み、
規約質乗務員のトリーナ(ナディーン・ヴェラスケス)とベッドイン。
そういうこともあって、
家族の信頼もなく、
これは昨今のアメリカ映画によくあることだけど、
妻とは別れ、
愛する息子も妻の方に引き取られている。
それにも懲りずウィトカーは
今回のフライトの間もウイスキーの小瓶を空けて熟睡。
ところがそこに機体トラブル。
起こされた彼は、
背面飛行という
サーカスのような離れ業で緊急着陸に成功。
多くの人命を救いはしたが…
と、こういう設定なんだ」
----ニャるほど、
それは難しいニャあ。
そのことがバレたら免許取り上げどころか
逮捕も免れニャい。
「うん。
そこに、莫大な賠償金の問題も絡んでくる。
航空会社は会社の責任ではなく
パイロット個人の問題にしたいことは自明の理だしね。
自分に非がないわけではないことを知っている彼は
会社が用意した弁護士ラング(ドン・チードル)への疑念を抱えたまま、
泥酔の事実を知っている副操縦士たちの口止めに向かう。
そしてついに、
彼の運命を決める公聴会の日がやってくる…」
----ドキドキしてきた…。
「うん。
実際の映画はこんなものじゃない。
公聴会を前に
ウィトカーは禁酒を貫くことができるのか?
アカデミー賞はこれまでにも
『リービング・ラスベガス』のニコラス・ケイジのように
アルコール依存症など
ハンディキャップを抱える主人公の演技には
賞を授与することが多い。
その事実を差っぴいても
今回のデンゼル・ワシントンの演技は見モノ。
主演男優賞を受賞した『トレーニング デイ』も“悪”の警官を演じていたけど、
彼はこういう役がほんと巧いね。
そうそう、最後になったけど監督はロバート・ゼメキス。
最近は『ポーラー・エクスプレス』『ベオウルフー呪われし勇者ー』『Disney's クリスマス・キャロル』など
モーション・キャプチャーを使ったCG映画を相次いで発表。
そんな彼の実写作品は、
なんと『キャスト・アウェイ』以来12年ぶり。
それがデジタルではなくフィルム作品だったことが
実に感慨深い」
----それ、どうして分かったの?
「だって、
エンドクレジット中に立ちあがった人の頭の影が
スクリーンに映っていたもの、
あ、そうそう。
この映画でジョン・グッドマンがウィトカーの友人を好演。
『アルゴ』『人生の特等席』 などとの併せ技で助演男優賞をあげたくなる怪演だったよ」
フォーンの一言「テーマは“真の正義”とは何か?なのニャ」
※このラストは救われる度
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こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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----この映画って
デンゼル・ワシントンが主演。
確か、パイロットのお話だよね?
「そう、
あの“ハドソン川の奇跡”を思い起こさせる内容」
----ということは、
コントロールを失った旅客機を無事、
不時着陸に成功するというお話かニャ?
「そうだね。
ただ、死者はいなく、
乗員・乗客の全員救出されたあの事故と違い、
こちらはスタッフも含み、数名が犠牲になっている。
それと、興味深いのは
そのデンゼル・ワシントン扮するウィトカー機長が
マスコミの前に姿を現さないこと」
----それはまたなぜ?
「実は彼はアルコール依存症…というより中毒に近く、
前日もほとんど食べずに飲み、
規約質乗務員のトリーナ(ナディーン・ヴェラスケス)とベッドイン。
そういうこともあって、
家族の信頼もなく、
これは昨今のアメリカ映画によくあることだけど、
妻とは別れ、
愛する息子も妻の方に引き取られている。
それにも懲りずウィトカーは
今回のフライトの間もウイスキーの小瓶を空けて熟睡。
ところがそこに機体トラブル。
起こされた彼は、
背面飛行という
サーカスのような離れ業で緊急着陸に成功。
多くの人命を救いはしたが…
と、こういう設定なんだ」
----ニャるほど、
それは難しいニャあ。
そのことがバレたら免許取り上げどころか
逮捕も免れニャい。
「うん。
そこに、莫大な賠償金の問題も絡んでくる。
航空会社は会社の責任ではなく
パイロット個人の問題にしたいことは自明の理だしね。
自分に非がないわけではないことを知っている彼は
会社が用意した弁護士ラング(ドン・チードル)への疑念を抱えたまま、
泥酔の事実を知っている副操縦士たちの口止めに向かう。
そしてついに、
彼の運命を決める公聴会の日がやってくる…」
----ドキドキしてきた…。
「うん。
実際の映画はこんなものじゃない。
公聴会を前に
ウィトカーは禁酒を貫くことができるのか?
アカデミー賞はこれまでにも
『リービング・ラスベガス』のニコラス・ケイジのように
アルコール依存症など
ハンディキャップを抱える主人公の演技には
賞を授与することが多い。
その事実を差っぴいても
今回のデンゼル・ワシントンの演技は見モノ。
主演男優賞を受賞した『トレーニング デイ』も“悪”の警官を演じていたけど、
彼はこういう役がほんと巧いね。
そうそう、最後になったけど監督はロバート・ゼメキス。
最近は『ポーラー・エクスプレス』『ベオウルフー呪われし勇者ー』『Disney's クリスマス・キャロル』など
モーション・キャプチャーを使ったCG映画を相次いで発表。
そんな彼の実写作品は、
なんと『キャスト・アウェイ』以来12年ぶり。
それがデジタルではなくフィルム作品だったことが
実に感慨深い」
----それ、どうして分かったの?
「だって、
エンドクレジット中に立ちあがった人の頭の影が
スクリーンに映っていたもの、
あ、そうそう。
この映画でジョン・グッドマンがウィトカーの友人を好演。
『アルゴ』『人生の特等席』 などとの併せ技で助演男優賞をあげたくなる怪演だったよ」
フォーンの一言「テーマは“真の正義”とは何か?なのニャ」
※このラストは救われる度
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