ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

大和街道 水と巨木2

2018年02月20日 21時21分36秒 | ウォーキング

駅に着くと、切符を買い、



まず最初に探すのが
ホーム上の乗り口だ。

こういう無人駅では、
2両編成の電車の扉は
前方車両の一番前(降り口)と
一番後ろ(乗り口)の扉しか
開かないので、その近くに
立たないといけない。

なので、ホームの案内を見ながら
その乗り口近くで待機となる。

まあ、直線の多い田舎路線なので、
ずーっと向こうから電車が
やってくるのが見えるので、
それから待機すればいいのだがね。

ああ、やってきました。



この線路は単線なので、すれ違いのために
基本的には広い駅で対面電車を
待ち合わせをしたりしています。

この時も和歌山行きと
橋本行きがこの駅ですれ違います。

中には次の東側の紀伊長田駅なんかだと、
線路一本にホームも一つ
という駅なんかもあり、
そこは電車が右から来たり、
左から来たりするらしく、
酔っぱらってちゃ間違いそうです。

まあこの時は素面ですから
ちゃんと間違えずに橋本行きに乗り、
三駅東側の「名手駅」を目指します。



二両編成の電車ですが、
結構乗客はいますね。
高齢者が多いですけどね。

電車の中から外の景色を見つつ、
ああ前はあの道を歩いたなあ
なんて思いながら
電車はすすんでいきます。

紀伊長田、粉河とすぎていきますと
目的地「名手」です。
駅で降りると、広々していて
ああこんな駅でしたねえ。



ここに来たのは約2年半ぶりですね。

駅前でまずナビをセットし、
さあでは歩き始めましょう。

この名手でかつて行ったことがあるのは、
「名手宿本陣」です。

華岡青洲の里に行ったときに
帰りに寄ったかなあ、
彼が麻酔の材料として使った
朝鮮朝顔が咲きそうなころでした。

そうそう、あそこに行ったときに、
たしか大和街道の道標が
あったぞと思い出し、



今回はこの名手駅からの
大和街道もよくわかっていないから、
まずはとりあえず
そこに行くことにしました。



こんな虫籠窓のある
古い建屋なんかも眺めながら、
きょろきょろと歩いていきます。

ああ~平日の昼間に、
首からカメラぶら下げて、
ぶらぶら歩く高齢者というのも、
こんな田舎では変な人物に
見えるんでしょうねえ。

まだ色合い的に交通安全の
意味もあってちょっと
目立つ色の服を着ているからいいけど、
これで黒い服着て
マスクしてサングラスかけてたら、
きっと職務質問されるやろなあ。

さて本陣に到着です。



ここは紀州徳川幕府の
参勤交代宿や御タカ狩りの
休憩所なんかにも使われたところらしいです。



中にも入れるのですが、
この時は火曜日でちょうど休みの日でした。

ウヒャー、近頃こういう目に
あうことが多い。
仕方ないので外の景色だけ
眺めただけでした。

まあ、以前は一度中に入って
取材風に話しをしてきましたからね。

そして施設の横には、これこれ。



大和街道の道標が建っていますよ。

ではここからその矢印に沿って
進んでいくことにしましょう。

こんな街道風の道を進んでいきますと、
道は名手谷川を超えます。



この時にわたるのが「小島橋」です。



親柱を見てみると、
大正15年となっていますが、



手すりも金属だし、
橋の下を見るとここにも大きな金属が。

親柱だけを残して
橋をつけかえたんでしょうねえ。



橋の文化に関しては
親柱を残しておくというのは
よくあるやり方ですが、
そのままつけて知らん顔
というのはどうなんかねえ。

ちょっと何か説明してあげたら
値打ちも上がるだろうにねえ。

さあ、また住宅地を抜けていきましょう。



飛び出し小僧がこんな
見晴らしのいいところにいますよ。



でも、ここだったらきっと
子供よりも飛び出しおじさんの方が
受けるかもしれませんねえ。

そしてやがて、
道は住宅地から田舎の道へと
変わっていきます。





住宅地からつなぎの道へ、
そしてまた次の住宅地へと
田舎のそれっぽい景色が続きます。


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