初盆は続いていますが
これはその前に出かけたときの
お話です。
六甲山ろくの神戸の街を
リボンのようにつなぐ
「山麓・リボンの道」。
一度歩いてみて感じた
特徴と楽しみ方はというと
1.アップダウンが多く、歩き甲斐がある。
2.交通の便が良く、一回で歩く距離を自由に設定できる。
3.おしゃれな街並みが見ていて楽しい
4.神戸港方面の眺めが良い
5.意外に神社仏閣も多い、
といったところかな。
で、早速時間を見つけて
二回目の歩行に出かけることにした。
前回歩き終わった時にチェックしてあった
岡本駅周辺の駐車場に車をとめて、
そこから再開だ。
リボンの道は山麓にあるので
歩きはじめは結構登って行く。
おしゃれな阪急の岡本駅前を越えて、
こんな道をぐいぐい登って行くと、
ようやく前回の終点に到着する。
この日は湿気も高く、
この時点ですでに汗だくになっていた。
街歩きだからとなめてたらあきませんね。
汗取りシャツなどの対策は必要だ。
今回のコースはここからさらに登って行くと、
こんな公園があった。
さすがに街の中で
あちこち掘り起こした形跡はないが、
このあたりにはイノシシが
頻繁に出没するようだ。
六甲山には多いなあという印象があるねえ。
天上川にかかる禊橋を渡ったところで、
岡本八幡神社があり
7、8人の歩く集団に出会った。
服装から見て、六甲に登る人達ではなく、
同様に街歩きをしている人達のようだ。
岡本八幡神社の階段を上るタイミングがかぶってしまい、
doironも集団に溶け込んでしまいそうだったワイ。
境内に出るとそこにあったのが
この「お百度石」。
まだ新しいようだ。
このとんがった上部が丸くならないと
貫録がないってなもんだね。
おお~、「知恵百度柱」とは初めて見たぞ。
受験生が踏むお百度石なのかねえ。
それにしても、この界隈には
「八幡宮」がほんとに多い。
神社で多いのはこの源氏の氏神である
「八幡宮」と「稲荷」と「天神社」。
中でも八幡宮は全国で4万社以上もあり
一番多いといわれている。
だからもしかしたら八幡社が多いのは
この地域に限ったことではないのかもしれないけど、
これまで熊野古道や別の宗教色の濃い地域を歩いてきたから、
それらに比べて違和感を覚えるほど多い。
この「八幡」の正体は「応神天皇」という説もあるが、
この説には政治の思惑が
強く関与しているといわれ、
本当のところははっきりしていない
謎の多い神様だそうだ。
ただ「八百万(やおよろず)」と同じく
「八」がつくことで幅広い信仰対象に
なっているのではないかな。
神社を建てて、信仰しようとするときに、
「八幡様」を崇めることで
とりあえずは神様に通じていると
されたんではないのかねえ。
高僧が活躍したり
天皇家のおひざ元であった
京都や奈良に比べて、
この六甲山ろくあたりは
宗教、政治のいわば空白地帯だったから、
とりあえず八幡様を崇めよう
というところだったのかもしれないと、
学術的には全く間違いなのかもしれませんが
doironの印象はそんな感じだ。
さて境内を後にして、
目的であるリボンの道を進もう。
ここは「岡本公園」。
「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」
と唄われたほど梅林で有名だったそうだが、
今は季節じゃないのでスルーしていく。
こういう街中の歩行だと、
旧街道とかに比べて
あまり目を向けるところがない。
電プレでもしっかり押さえていくかと、
見上げたら「バイリン」「オカモト」とともに
「バンクナイレンケイアリ」と書かれてあるではないか。
むむ~、これまで「逆潮流あり」は判明しているが
これは初めてだ。
初めてと言えば、
前回こんな電プレもあったな。
「低圧連系あり」と書かれてあったが
よくわからない。
歩きながら、
それなりに解明されるナゾもあるが、
やはり増えて行くナゾも多いもんだねえ。
歩きつつ徐々に謎解きをしていけたらな
と思っている。
はてさてと続く。
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