ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ひがあし、doiron山あ~

2020年01月23日 20時52分53秒 | スポーツ全般

一昨年の九月にブログで
相撲の行司のことを書きました。
ジムで自転車こぎながら
毎日相撲を見ているわけですが、
そんな中でふときずいた
変わった衣装の行司の事を
いろいろと調べてみたら、
ああ行司の世界もいろいろと
ということがわかりましたねえ。

それを知ってからは
ますます相撲を見るのも
楽しみになったものです。
例えば、今日はあの行司は相撲取りに
跳ね飛ばされて軍配を
上げられなかったなあとか、
その時に控えの行司が
軍配を上げたとか
そういう場面も印象に残ったりしましたね。

今場所は立行司の第41代式守伊之助が
結びの一番の豪栄道―阿炎で
軍配差し違えをして
口頭で進退伺を出した
という事件がありましたねえ。
まあそれは奮起を促されて
とどまりましたが、
いやあ彼はそれからの相撲の
軍配はややこしい取り組みに
ならないようにと、きっと
ドキドキしたでしょうねえ。
そんなところも相撲の
おもしろさで観戦したり
しているのですが、
最近よく画面で気が付くのが、
行司の名前と共に呼出の名前が
画面に表示されることです。
前からかもしれないけど、
今年はそれによく興味が
ひかれるのです。

それが友達と同じ名前だったりすると
印象に残ったりしますしねえ。
なので今回は呼出について
調べてみることにしました。

呼出の仕事とは、
取り組みの際に力士の名前を
呼びあげる「呼びあげ」だ
と思っていたのですが、
実際の仕事はもっとたくさんあります。

まずは土俵整備。
取り組みの合間にほうきで
土俵やその周りを
掃いたりする仕事です。
それから、関取の時間前に
タオルを渡したりもします。

あ、太鼓をたたいたりするのも
呼び出しの仕事です。

まだまだありますよ。
顕彰幕を掲げて土俵周りを回ったり、
力士や審判委員の座布団を変えたり、
土俵入りや横綱土俵入りの
拍子木を売ったり、
取組後にさっさと懸賞金を
行司に渡したりする仕事と
実に様々です。
座布団が投げられたら
慌てて回収に回ったりしていますしね。

そんな呼出のランキングは9段階あり、
それはだいたい年功序列で行われています。
受け継がれている名前はありませんが、
みんな下の名前だけで呼ばれています。

ランク付けで一番偉いのが立呼出で、
続いて副立呼出、三役呼出、幕内呼出、
十枚目呼出、幕下呼出、三段目呼出、
序二段呼出、序ノ口呼出と続きます。

立呼出は40年以上務めた人か
30年以上で特に優秀な者
とされていたりします。

現時点では立呼出、副立呼出は不在で
4人の三役呼出から
42人の呼出がいます。
意外に大勢ですね。

相撲を見ていると、
どうも土俵のすみっこに
力士が飛ばされそうになったら、
水桶を除去したりもしていますねえ。
さりげなく大変な仕事をしていますねえ。

あ、それから呼びあげの時も
いろいろルールがあって、
十両最後の取り組みや、
三役以上の時は関取の名前を
二回呼ぶなどのルールもあります。

そうそうエピソードで、
もの言いがついた相撲に気づかず、
次の力士の名前を呼びあげて、
審判員から注意を受けた
呼び出しもいたそうです。

呼出の服装は、
着物と袴で、背中に「なとり」や
「紀文」の広告が目立っていたりしますねえ。
永谷園なんかもありますね。
そこに足袋と呼び出し時には
白い扇子を持つそうです。
これは土俵に唾を飛ばさない
ためなんだそうです。

そうそう、呼び上げの時の
声の通り具合などの
声量は評価の対象になるそうです。

どうですか。

相撲を見ているだけでも、
行司の仕事、呼出の仕事が
気になるようになりましたか。

横綱二人が休場。
ご贔屓の豪栄道が
大関陥落とさえないニュースがあったり
古い力士の活躍が見られないなど、
相撲そのもののイメージが
あまりよくない今場所ですが、
ジムの自転車こぎの合間に
こうしてほかに色々見つけては
相撲を楽しんだりしている
doironなのでした。



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