ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼二十六番金剛頂寺

2017年04月26日 20時59分58秒 | ウォーキング

さて二日目です。

今日は4寺をまわる予定で出かけます。
まず最初は、26番金剛頂寺です。

24番の最御崎寺が「東寺」と呼ばれ、
この金剛頂寺は「西寺」と言われているそうです。
名前もいいですねえ。
金剛山の頂みたいなお寺ですやん。
大阪人には親近感がわきます。

薬師如来を本尊とする、
寺行き3万3000㎡という
このお寺から打ち始めていきましょう。

海沿いの道を走り、
駐車場につくと、
隅っこに真っ黒けのコンテナが
置かれてあります。
そこが物産販売と喫茶を
兼ねていましたね。

四国お遍路は、いろんなとこで
お接待されたりしますが、
一方で四国の人々をたくさん支えていますね。

だいたいお遍路のお寺なんかには
何人くらい人が集まるのでしょう。
ツアーを見ていますと、
同じ晩数のお寺を打つツアーなんか
月に50近くありますから、
それだけで2000人。

一つの会社でこれですから、
一般の遍路客なんかも入れたら
倍は軽くあるでしょうな。

すると月に4000人余りが
やってくるんですね。
すると、ノートへの納経帳だけで
120万円の収入です。
後、掛軸とかも入れたら、
軽くても月200万円以上の
収入があるやろねえ。
また檀家のお寺まいりなんかも入れると、
お寺にはかなりの金額の
お布施が入ってくるのでしょうねえ。

寺内もきれいに
整備されておりますのもよくわかります。

では、我々も祈りとお布施をしに
そこから階段を上がっていきましょう。

ここは結構急な階段です。



足の悪い人なんかはお参りできないのかなあ。
ちょっとでも若いうちに、
こういうお遍路旅は
来といたほうがいいかもしれませんね。

近頃は険しいお寺に行くたびに、
そんなことを考えてしまいます。

大きなわらじのある山門を
超えていきます。



まあ、だいたいどこのお寺も
こういうわらじは置かれていますねえ。

参道のこういう地蔵なんかを
眺めながら進んでいきますと、



弘法大師の像が現れます。

ああそう考えたら、
どこのお寺にもこういう
弘法大師の僧がいますねえ。
どれもみなしっかりと体格の良い
大師の姿になっていたりします。

さてでは本殿と大師堂で
お参りを進めていきましょう。

ここも静かなお寺です。
絵を何にしましょうか。

事前の調べでは「一粒万倍の窯」が
ここにはあるということなので、
それを絵にしようかと思っていたのですが、
実際に見てみますと
でっかくて錆の浮いた窯なので、
どうも絵にしにくい感じです。

う~ん、ではどうしようかと
頭の片隅に抱きながら
お参りを進めていきますと、
ふと洞の横に

「がん封じの椿御霊木」

というのがありました。
ちょっと普通の仏像ではない、
奇妙な形の木が3本並んでいます。

「ああ、ここの絵はこれやなあ」

と思いながら写真を撮って帰ってきて、
描いた絵がこれ。



う~ん、なかなかのものでした。

お参りを終えて
さあでは帰りましょうと
階段を下っていくと、
途中にあった「接待所」に
大勢の人が集まっています。



「御接待してますよ。
焼き芋があるので
食べて行ってください」

と案内されましので、
よしよしでは寄っていきましょう。

もらった御接待が、これ。



甘くておいしい芋でした。
ああ、そうかあ四国のこちら側は
「さつま芋」もたくさん
とれているんですねえ。

さあ、お腹も膨れたところで
次のお寺である
25番の津照寺へと
向かっていきましょう。

バスですぐのお寺です。
ここがその津照寺の入口ですね。



大きな石が置かれていますねえ。
あれ?寺の名前が違いますよ。

そうここの津照寺は
地元の漁民の信仰があつく、
「津寺」と言われているそうです。

ではなぜ、漁民の信仰が強いのか
それにはこういう話が残っているそうです。

続く


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