doironが痛風気味であることを知った
奈良県に住んでいる知り合いのOさんから、
先日「こういうのを食わんからいかんのだ」
と言わんばかりに野菜がいっぱい届いた。
彼が土いじりにいそしんでいる畑は
家庭菜園というにはあまりにも立派な畑で、
昔に一度行かせていただいた時に見た彼の姿が、
見事に立派なお百姓さんぶりだったのには
ぶったまげたことがある。
とても素人が趣味でやってる
とは思えない広さの畑に、
野菜がわんさか実っていた。
さぞや手入れなどが大変だろうと聞いてみると、
収穫や植え付けの他にも草刈り、水やり、害虫駆除など
作業が日々あるそうで、
とてもじゃないがdoironには
まねができないと思った記憶がある。
それ以後実際に、別の知り合いから
今もあいてる畑で野菜を育ててみないか
と声をかけてもらったことがあるが、
その時もすでにOさんの大変さを知っていたから、
丁寧にお断りをしたことがある。
今回届いた箱に入っていたのは、
「枝豆」「トウモロコシ」「かぼちゃ」
「きゅうり」「トマト」に葉物野菜が二品と、
まさに彼の汗と努力の結晶ともいうべき見事な野菜達だった。
トウモロコシはプリップリだし、
カボチャもずっしりと重い。
きゅうりはトゲトゲで
トマトははちきれんばかりと
旬のものが詰め込まれてあった。
これはそのままただ食べてしまうにはもったいない。
そこで味わうだけではなく、
画題としても使ってあげて
その絵をお礼状に添えてみようと思ったわけだ。
それにしても野菜の絵を描くのは久しぶりだ。
まず描いたのは枝豆。
これは絵手紙にはよく使われる素材である。
ネットで調べても
それこそ豆の数ほど出てくる。
よくありがちなのが、ビールと枝豆の図柄で、
スイカと並んで夏の絵手紙定番だ。
今回描くにあたっては、
お礼状のためなので
絵手紙風となるよう心がけて
筆と墨で輪郭を取りラフに描いてみることにした。
まだまだいろんな描き方にチャレンジしながら、
幅を広げていかないとね。
実を言うと、枝豆をきっちり書くのは難しいのだ。
ひとつひとつ色も形も違うし、
質感もかなりバラバラだ。
それでいて、ひとつやふたつ描いて
枝豆を表現できるほどの画力もないしね。
そこで、ラフに描くことで
「とりあえず枝豆」のお手軽感を出してみよう
と考えたわけだ。
出来たのがこれ。
問題はそこに添える言葉をどうするか。
絵が先行すると、この言葉というのが
なかなか作るのに苦労する作業となる。
書いてみたらなんてことはない言葉でも
生み出すのはそれなりに大変なのだ。
で、いろいろ考えて、
枝豆に結局こんな言葉を添えてみた。
枝豆を食べつつ、
友達とビールを飲んでいるところを
思い浮かべた時に出てきた言葉である。
本音で楽しく過ごす。
これだから、ビールはやめられませんな。
普通の絵手紙にもうひと味を
付け加えられたらといつも心がけており、
1枚の絵にひとつの言葉、
まさに「一語一絵」を描いていきたいと思っている。
とまあ、そんな経過で枝豆の
一語一絵ができたところで
もう一度箱の中を見渡して、
さらに絵になりそうな野菜を
もうひとつチョイスした。
それは何だったのか
そのお話はまた明日。
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