東北旅の途中ですが
ジダンのブログでもう
ドジ旅日記が始まりました。
なので、こちらも東北を少し中断して
ドジ旅を始めてみたいと思います。
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doironとジダンのドジ旅も
もう今回で第6弾目となる。
柳生一族、近江商人、明日香人、
梅雨前線、巨大生物の陰謀と
続いてきており、
二人が駆け回る陰謀の世界は
あのスターウォーズさながらの
大迫力でこれまで世間を騒がせてきた。
で、今回はついにこれまで
我々を寄せ付けない迫力で
南海にそびえていた
あの友ヶ島の探索となるわけだ。
そもそもこの旅は我々の
第2弾となるはずだったのだ。
しかあし、この南の島の陰謀は恐ろしかった。
強烈な台風で我々の渡航を跳ね返し、
忍び来る病魔を我々に投げつけもしてきた。
doironも一時は死の淵を見る
病気にまでさらされたのだが、
仲間の手厚い介護や
最前線の医療技術のおかげで
なんとかこの激しい戦いとの
熱い思いを抱いたまま
ここに至っている。
しかしかつてそんな絶壁の孤島、
極限の断崖絶壁を持つこの島も、
今となっては、大勢の観光客に
名前を売り、あの激しさも
どこへやらという具合に、
大勢の人々を平気で
飲み込んでいるらしい。
かつてのあのおそろしさを
うちにひめたままにね。
いつかその大きな力を発揮して
何かを起こすかもしれない。
なのでこんな時こそ
我々がここを訪れ、
数々の陰謀を封じて
回らねばならないのである。
今回のメンバーはいつもの
ドジ旅二人に加えて、
前回巨大生物の陰謀と
一緒に戦ったセイゾー君、
最近目からウロコの落ちそうになった
あぶさんの個性派二人も加えた
ドジ旅最強の4人で挑むことになったのだった。
四人は電車で合流し、
はるか南海の孤島を目指し
進んでいくのであった。
南海電車ではまず「紀の川」の
駅まで行き、
そこで加太線に
乗り換えるのだ。
で、この加太線には
愛称がついている。
それが「加太陰謀線」である。
じゃ、なかった「加太さかな線」である。
社員たちもこんな前掛けを
つけて仕事してはるし、
各駅の飾りつけも熱心にされている。
いかにも魚が新鮮でうまいですよ~
という触れ込みである。
それにこの電車は愛が多すぎる
とか言っても宣伝されていますよねえ。
しかしこれに騙されてはいけません。
これもまた友ヶ島が人々を
寄せ集めようとしている
陰謀の一つかもしれません。
外見は派手に彩色していますが、
中身は普通の南海電車ですからね。
おっ、和歌山県立和歌山工業高等学校
産業デザイン科の生徒の皆さんが
制作した木でできた観光駅名看板は
素敵ですねえ。
そんな景色を眺めながら
紀の川駅から約20分で、
電車は加太駅に到着だ。
いよいよ近づいてまいりました
友ヶ島です。
駅でしっかりトイレをすました我々だが、
加太にわたるフェリーの
乗り場にもトイレはあるだろうかと心配です。
いやいや、海だからトイレなんか
どうにでもなるよと囁くdoiron。
いやあ、もう島の陰謀が
doironの心を犯し始めていますなあ。
ジダンが観光案内所にある
友ヶ島の地図を見つけました。
この写真の右側が
かつての案内所で
こちらが案内書の新旧復元図。
中身は同じなんですが、
いやあ、新しい地図には
女性が印刷されていますねえ。
若い女性も気軽に行ける島ですよ~
と案内しているのです。
これもまたここへ行けば
きれいなおねいさんたちが
来てるぞとおっさん連中を
迷わせる陰謀のひとつとして
作り返したにちがいありません。
また駅前にはこんなお店も待っています。
戦いの後にビールが待っている
何が何でも帰ってこなくてはと、
誓い合いつつフェリー乗り場を
目指して古い加太の街並みへと
入っていくお二人なのであった。
そうそうここ加太は
淡島街道が通過する地点だ。
道標がいくつも立っている。
それらを眺めながら、
我々はまもなくフェリー乗り場に到着です。
続く。