淀川の水も、
大阪の飲料水になっていますから、
いろいろと規制水準が高く
ある程度きれいに
保たれているんでしょう。
このあたりの川ではこういう
ボート?遊びをしていました。
さあ、距離標もここではもう
18キロです。
刻一刻とゴールが近づいてきますねえ。
そういえば、以前、
このあたり大阪市内からの
フルマラソンで走ったことがありますねえ。
あの頃は力入れずに走ったら、
フル1本くらいは
ちょっと気合の入った
練習程度だったもんなあ。
今の自分から考えたら
全く別人でしたなあ。
ま、人生こんなものだろう。
で、ふと町のほうを見てみると、
さっきまでツインだったビルが
三本に増えていました。
ふむ~たったこれだけの間に
ビルが一つ建つってどうよ。
最近の建築技術はすごいもんだ。
何度も何度も通っていた
おなじみの中央環状線を
こういう地下道で潜り抜けます。
そうして再び堤防上へ
上がっていったところが
17キロ地点です。
このあたりは周辺環境の中で
水面が入り組んだ形になっており、
ちょっと湾風に入り込んだところは
漁業基地になっています。
何をとるんでしょうかねえ。
ウナギ?
鯉?
まさか鮎とかじゃないでしょうねえ。
で、そんな漁業基地の
そばにあった神社が
「八坂瓊(やさかに)神社」です。
この「瓊」という字を
出すのに苦労しましたよ。
こういう旧跡名や地名は
ワープロで打ってても
漢字の勉強になりますね~。
この神社は京都祇園の
八坂神社のご祭神を
観請したものだそうです。
茨田の堤を持つ村々の
守護をしておるようですね。
対岸のほうを見てみますと、
これはいくつかある
大阪市清掃工場のひとつ
東淀工場です。
川は水の汚れを飲み込み、
清掃工場はごみを飲み込みます。
あ、これは万博公園からの
距離を示す表示です。
そういえば遠くのほうに
万博公園の観覧車も見えています。
でも、万博公園も
すさまじい事故で、
終わったよねえ。
この遊具も今は解体中のようです。
先日、三田のアウトレットに
行ったときの帰りにそばで見たら、
でっかいクレーン車で
囲んでいましたね。
そんな公園の存在に結び付いた
この河川敷の記述も
消されたりするんでしょうねえ。
河川敷の道はなおも
淡々と続いていますが、
ここでもっとも
大きな声で鳴いていたのが
「ヒバリ」でした。
河川敷の中に
巣でも作っているようです。
で、どんな鳥かといいますと、
ちょうど15キロの
距離標の上に
ちょこんと止まっていました。
この日はひばりだけでなく、
ほかにもいろんな鳥が
鳴いているようでしたね。
はい、そうしているうちに、
本日の最終地点と見込んでいる
「豊里大橋」が見えてきました。
その地点が13.8キロ地点です。
ここにこの大橋が
できたことによって、
かつての「渡し」であった
「平田渡し」の営業もなくなり、
ここでも渡し場がなくなったようです。
河川敷の記述によると、
なんと294年の暦が
この橋で消えたわけですねえ。
当時はこんな渡しだったと、
ネットに写真が出ていました。
そんな橋から町中へと下っていき、
今回はここまでです。
ここから大阪地下鉄谷町線の
「太子橋今市駅」に行き、
帰路に就くことにしましょう。
コースはナビの図でいうと
こんな感じとなりました。
距離でいうと13キロを
少し超えたくらいで、
なかなかのコースでしたね。
川沿いの道は日陰も少なくて、
暑さ寒さに弱いけど、
今の季節なら
風も気持ちよくなかなかですね。
次回のウォーキングは、
この地下鉄駅から始まることになります。
がんばったら次回ぐらいゴールかなあ。
でも下流のほうも
まだ見どころも
いっぱいあるようやしねえ。
まあ、何も焦らず
のんびりと歩いていきましょう。
今回の淀川完歩はこれにておしまい。