ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

花火見物

2012年09月01日 23時14分13秒 | 最近の出来事

今日はりんくうの花火大会であった。
職場がりんくうの方にあるので、
居残りをして鑑賞をした。





見たのは打ち上げ場所の間近で、
記憶にある限りあんなに近くで
大きな花火を見たのは、
学生の頃に金沢で行われていた

「百万石夏祭り」

の花火大会以来だろう。

当時は、友達の下宿の二階から
屋根の上に出て鑑賞した年もあったり、
高台にある風呂屋の窓から
大またおっぴろげて見ていた年もあった。

もう今から30年以上も前だ。
今は確か

「北國花火」

と名前が変っていると思う。

毎年8月1日に行われる大阪のPLの花火は
doironが生まれる前からあったようで、
そう考えていくと、いつから花火ってあったんだろう
と調べてみたくなった。

ネットで探ると、
その歴史は意外に古い。
花火はもともとは中国で生まれたようですが、
それが伝わり日本でも
狼煙なんかに使われたりしていたようです。

そして、「花火大会」として記録に残っているもので
最古のものは
隅田川花火大会の前身である

「両国の川開き」であることがわかりました。

今から280年くらい前だったとされており、
歌川広重の浮世絵にも描かれているそうです。

「玉屋」「鍵屋」の掛け声は
その頃の花火屋の屋号だそうです。

また、先日ブログに書いた南方熊楠が
筆写したという和漢三才図会にも、
その両国花火より50年位前に
編纂されたにもかかわらず、
その中にも花火の記述があるそうです。

花火はずいぶんと前から親しまれてきたんですねえ。

ついでに外国はというと、
先のロンドン五輪でも
開会式で多くの花火が使用されたように、
あんな日本の花火のように
丸く咲くようなやつではなく、
火花を飛ばすだけのようなものが多いそうです。

何年か前に、パリのエッフェル塔から、
盛大に幾筋もの火花を
吹っ飛ばした映像も記憶に残っている。

そんな人々の楽しみの一つである花火も
使っているのはもちろん火薬です。
そして火薬といえば武器。
そう、娯楽の発展と共に武器も発展し、
いわゆる“核爆弾”が生まれるまでは
主役の座を占めていたんですね。

盛大な花火もそれは楽しいけど、
doironには気の合った者達と楽しむ
小さな線香花火の方が楽しいかも
と思ったりした花火鑑賞でした。