ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

秋の怪談

2010年11月08日 22時47分00秒 | 生活

ついに恐れていたことが起こった。
先月末から3件続いた告別式。
その満中陰、俗に言う49日の法要が
同日にかぶってしまったのだ。
ひとつは18時から
そしてもうひとつは19時からだ。

お経を唱えるお坊さんは
多分同じ人だから
一軒が終わったら
そのお坊さんともう一軒に移動だ。
まさか49日が重なるとは
予想外だった。
タイトルの怪談はそういうことでなく
最近我が村では異常なことが
よく起こっているということに関係する。

3人が立て続けに亡くなったり
それに呼応するように
キンモクセイが3度咲きしたり
これはめでたいことだが
長い間子どものいなかった夫婦が
子どもを授かったりしている。

どうも、我が村に
良きにしろ、悪しきにしろ
何らかのパワーが働いているのかも
と、ミセスdoironと話をしていた
矢先のことだ。
その出来事はトイレで起こった。

さあ、用を足しましょと
トイレに入り、便器に腰掛けたときだ。

ピッ

と音がして、ウォシュレットが勝手に作動し
シャーとお尻に水がかかる。
あれっ?スイッチに触ってしまったかな
と思って、スイッチを切って
ようやく佳境に入った頃に
またもやピッと勝手にスイッチが入るのだ
それを3回繰り返した。
スイッチの接触が悪くなってるのかなあ、と
トイレから出てきて
彼女に話すと、彼女も
同じ経験をしたという。

3回といえば最近亡くなった人も
3人だし、キンモクセイも3度咲きした。

「もしかして、トイレに座りながら
ふとウォシュレットを見たら
誰かの指がスイッチを押してたりして。」
なんて言ってると、そんな気持ち悪いこと
言わんといてと彼女に
こっぴどく叱られた。

どうです怖い話でしょ。

でもこの話にはまだ続きがあるんです。

前にも書いたと思うけど、
以前、売られていたお菓子で
(今も売られているかも)
チョコカールというのがある。
これが、グーのウンチそっくりなので
思いついたのが、こんないたずらだ。

スーちゃんの居間のテーブルの上に
これを1個転がしておく。
そして、スーちゃんの目の前で
これ見よがしにそれを指差しながら、
「あ~あ、グーがまたこんなところに
ウンチしてるわ~」と言いながら
取り上げて、パクッと口に入れるのだ。
スーちゃんはもちろんひどく驚いたが
それをきっかけに脳が活性化し
正気を取り戻しつつあるように動いていった。
少々荒療治ではあるが
いちかばちかの賭けが良いように
働いたひとつの例として
医学会に論文を書こうかと思っている。

そのことを踏まえて
今回はこんないたずらを
考えた。
ウォシュレットのスイッチのところに
自作の指を置いておくのだ。
作ったのがこれ。



あまりリアルすぎちゃシャレにならない。
お茶目な部分も残しておかなくては
と思い、バンドエイドも貼り付けてみた。

これも一種の賭けである。
それを見た奥さんが
悲鳴をあげるか
笑い声を上げるか。
悲鳴の場合、2、3日は
話をしてくれないだろう。
笑い声の場合は、
「あんたって人は・・・」と
恐怖を笑いに換えることが出来る。

じっと、そのときを待った。

仕掛けた画像がこれ。



できればまだまだ宵のうちの
明るくにぎやかな時に
いってもらうのが望みだ。

夜中、丑三つ時に
トイレに行ったら
悲鳴の確率が上がるしね。

と心配していたら
お気に入りDVDの韓ドラの
合間に鼻歌を歌いながら
トイレに行ったではないか。
理想的パターンだ。

結果は


悲鳴でも笑顔でもなく
軽蔑のまなざしでした。

とはいえ、これで
彼女の恐怖は取り除かれただろう。

どれほど蔑まれようと
どれほど馬鹿にされようと
自らのプライドを犠牲にしてまで
彼女の恐怖を取り除こうとする
doiron。

う~ん、なんて優しいんだ。