![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
最近では舞鶴の女子高生殺害事件で、
被害者の足取りが
現場近くの防犯カメラで捕らえられ、
犯人とおぼしき人物の姿も映っており、
事件解明に一役買っているという報道がしきりになされている。
そして、
少し前のバラバラ殺人事件の
解決のきっかけとなったのが、
被害者が住むマンションの防犯カメラに
被害者が帰ってきたのは写っていたが、
出て行く姿が写ってなかったことから
マンション内での犯行が暴かれた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
というニュースも記憶に残っているところだ。
こんなニュースを見て聞いて驚くのが、
知らず知らずのうちに
自分の姿があちこちで
撮影されている可能性があるということだ。
街中をトレーニングでジョグしている姿が捕らえられていて、
「こいつはキロ6分だが、
あいつはキロ5分のスピードで走っている」
とかいくつかの映像から
ジョギングコースが割り出されることもありえるのだ。
まあ、こんなことは他愛もないことだが、
重大なプライバシーの侵害につながることだってありえるのだ。
これを読んでるあなた、
身に覚えはありませんかな。
そんな記事を読んで、
頭に浮かぶのが、
国道などの幹線に設置されている
通過車両ナンバー自動読取装置、
通称Nシステム。
道路の上に、
箱状のものが3つくらい置かれていて
その下を通過する車両のナンバーを
瞬時に読み取り、
警察のコンピューター上の犯罪情報と照合するシステムだという。
つまり、
警戒されているナンバーを持つ車両が通過すると、
コンピューターが検知して
近隣パトカー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/car2_pat.gif)
というこういう仕組みだ。
これは通称「Nヒット」と呼ばれているらしい。
まあ、こうった取り組みは犯罪者ではなく
被害者となる可能性の高い我々一般市民にとって
頼もしいものではあるのじゃがね。
そう思って路上を見ていたら
わしの通勤経路にも
2ヶ所設置されているようじゃな。
しかし、
防犯カメラも、
Nシステムもひとつ間違えば、
われわれのつつましい暮らしを
損ねかねないものだから、
設置者はその辺を十分心得ていてほしいものだよねえ。
と、ここまで書いて思ったのは、
これらのシステムの盲点をつけば
ミステリーのネタになるのではないかということ。
すでにそんな作品はあるのかもね。
ますます複雑化する世の中。
なあんて考えたらほんとに、
まったく退屈しませんな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_full_m.gif)