ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

皆生のために、その2

2006年06月11日 00時41分41秒 | トライアスロン
7月の皆生に向けて、すべきことはたくさんある。
もちろんスイム、バイク、ランの練習は当然必須。
スイムでは三キロ連続を泳いでおくことが第一の儀式だ。
これは、もうkaisanと一回経験済み。
しかしあと、2回はしておきたいところである。

そして、ウェットを着て海で泳いでおくこと。
これが第2の儀式。
7月の最初の日曜日に、
皆生戦士のS水がオープンウォーターの
スイムレースに出るので、
その応援がてら出かけて行って泳ぐ予定をしている。

バイクもやはりレースで走る距離は経験しておきたい。
チャンスは明日かな。
早朝から出かけよう。

そのバイク、メカ的にはもう心配はない。
すべてのパーツで、
自分の理想は達成している。
あとは、レース前にタイヤを
新品チューブラーに交換しておくことくらいだ。

ランは萩も走ったし、
短い距離のスピードもそこそこ戻ってるから、
このままのペースで続けておけばいいだろう。
ただし、
元はといえばランナーの自分にとって
最終的にコンディションを整えるのはやはりこの種目以外にない。
本番が近づくにつれ、
ランの調子をバロメーターに体調を確認しておく必要はあるだろう。

と、こんな具合に必須項目はこなしていく予定ではあるが、
他にも自分に課している儀式のようなものがいくつかある。
それをいくつか紹介するとともに
この前の
doironのトライアスロン問題の回答も交えながら
私のオススメも書いておくことにします。

もっとも早くから始めるのは、
素足でのランニング。
3月のマラソンが終わった頃から、
練習はすべて素足にシューズでする。
レース時には、
バイクシューズ、ランニングシューズともに素足で履くため、
こうして練習しておくことで、
足の皮を強くしておくのだ。
レース時に、
足と靴が摺れる部分が
見事なタコになってればオッケー。

もうひとつの儀式は、
脚の毛剃り。
その昔、レース時に
脚にマジックでナンバリングしていたことや
落車した時の傷を治療しやすくする、
テーピングしやすくするなどのために
ほとんどのトライアスリートは足の毛剃りをしていた。
毛細血管が浮き出て黒光りする足。
そこに他の大会でついたナンバリングの日焼け跡があれば、
それだけで周囲を威圧していたものだ。
今は、脚にナンバリングしないし、
テーピングもほとんどしないので
あまり毛剃りの必要はないのかもしれないけど、
昔の名残で脚の毛を剃ることで気持ちが高まってくるということはある。
だいたい僕は半月前くらいに毛を剃ることにしている。
だから、先日の空気抵抗のために剃るというのは、
うそでした。

そして次の儀式は、
爪を切ること。
とくに足の爪は、時期的にレース3日前と決めている。
先にも書いたように、
僕は素足で靴を履くために、
爪があたりやすいため短くしておきたいところ。
ところが、暑ければ水を思いっきりかぶるので
どうしてもそんな時には足がふやけてしまう。
するとたまに爪が短すぎても深爪みたいに傷めてしまうことになることから、
試行錯誤の結果
3日前に切るのが丁度よいと思ってる。
それに万が一、切るときに深爪になっても、
3日経てば回復するだろうしね。

足の爪同様、手の爪もその時に切る。
ウェット着用時に生地を傷めてしまうこともあるし、
トランジッションで自損事故などないようにするためだ。

いくらなんでも、水泳のプルに影響はないでしょう。
そんな影響あるほど、しっかりプルできてるわけじゃないしね。
だから、これに関する先日の問題も×です。

もちろんジェットコースターも×
ちなみに私は超苦手なんです。

○なのはサウナかな。
梅雨明け直後の皆生はまさに灼熱。
じっと立っているだけでも汗が噴出す暑さの中で、
平然と競技を続ける強靭さを要求されるのが皆生だ。
どうしても直前まで梅雨の季節なので、
突然真夏の季節の中に放り出されることが多く、
そうなっても
体が対応できるようになっておくために、
サウナは有効だと僕は思ってる。

バイクボトルは、普段から飲む練習をしておく必要はないだろう。
だからこれは×。
それよりも、あまり経験のない人なら、
走りながらボトルを受け取る練習をしておいた方が効果的だろう。
短いエイドの区間で水とコーラというように、
時に
二本のボトルを受け取らないといけないので
すばやい動作が要求されるからだ。
暑い時には、飲むボトルのほかに
ヘルメットの隙間から
頭に冷水を流し込むために
3本のボトルを取りたいときもある
一本を口にくわえたまま
二本をバイクに装着するという
技もある。
そのためにも古いボトルを
捨てるタイミングを間違ってはいけない。
少々中味が残っていても、
ぬるい水より絶対冷たい水が必要なので
エイドの手前で残ったボトルは
ためらわず捨てることが必要だと憶えておこう。
ボトルを受け取って入れようとしたら
前のボトルが入っていたなんて
不細工なことはしたくないものだ。

それと、これはちょっと細かいが、
給水時に足が止まることが良くある。
体力があるのに、これはもったいない。
漕ぎながらボトルの水を飲む癖も
できれば身につけておきたい。

最後に、トランジッションですが、
これも意外に重要。
特に忘れ物や、荷物の放置には気をつけよう。
せっかく用意しておいたスペシャルフードや薬、サプリなどを
トランジッションに置き忘れてきたショックは結構大きい。
着替えも含めて、
トランジッションでの行動は
十分イメージし
シュミレーションもしておくことを勧めたい。

荷物の放置はレースへの影響というよりはマナーの問題。
他の選手の邪魔にもなるし、
きちんと収納しておくことやね。
バイクシューズなんかは忘れがちですから要注意です。

ロッカールームでいくら着替えが早くても
シチューエーションが全くちがいますから
これに関しても×でした。

トライアスロンが日本に誕生して26年
スポーツ競技として
成熟してきたといわれているが
果たしてそうだろうか。
一般市民が楽しむスポーツの中で
日常での生き方や考え方が
これほど問われる競技はない。
挑む人の数だけ、その人たちの人生の数だけ
夢があり感動があるこの競技を
成熟という言葉で表現するには
あまりに性急すぎはしないだろうか

かつて
「今の自分でやれることはすべてやってきた。
そしてすべての力を出し切ってゴールした。」
そう思えたときトライアスロンの神様は
思いっきりの笑顔で迎えてくれました。

レースまであとひと月ありますが、
目いっぱいの毎日を過ごしたいと
思っている。
皆生はとっくに始まっているのですな。