ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

滋賀県

2005年11月13日 18時30分44秒 | マラソン

滋賀県は何か広々していて好きな所のひとつです。

伊吹山

以前、花の写真撮影が楽しくて仕方なかった頃
滋賀県の伊吹山によく出かけました。
”イブキ”の名前を冠した花が多いことが物語るように
その山は近畿の山の中で、花の種類の多さでは群を抜いています。
イブキジャコウソウ、イブキトラノオ、イブキゼリ、イブキボウフウ
早春の雪解けの頃に出かけた伊吹山では
小さな花々が、摘みきれないほどたくさん
斜面一面に咲いていたっけ。(摘んだらあかんけど)

里山散策

自然をテーマに写真を撮り続けた写真家
今森光彦さんは滋賀県の里山をこよなく愛していました。
里、山、森、田畑、ため池、川、湖と変化に富んだ生態系の中で
動植物たちは、太古からの営みを続け
それを生きいきと描写した彼の作品は
見るものの郷愁をくすぐり
好奇心を強烈に刺激します。
特に湖西の比良山の麓に点在する里山は
カメラを持って散策して回ると、
一日があっという間に終わってしまうほど
豊富な自然があふれている
ただ、その世界ではあまりにも有名な今森氏気取りで
里山をめぐるのは少し気恥ずかしかったなあ。

アイアンマンジャパン

今の趣味のスポーツの関連では、
滋賀県といって一番最初に浮かぶのが
「アイアンマンジャパン in LAKE BIWA」
これは日本最高峰のロングトライアスロンの大会で
毎年10月の満月に一番近い土曜日に
ハワイで開催されるアイアンマン世界大会の予選にもなっていました。
トライアスロンを始めた頃は
「いつかは琵琶湖へ」を合言葉に練習をしていたものです。
しかし、他の大会での誇れる実績がなかったので
結局5年間以上出場を拒み続けられ
ようやく北海道のロングのレースで好成績を収めた翌年
琵琶湖近隣市町村の思惑が揃わず
その大会は中止となってしまいました。
結局、僕の出場の夢は果たせずに終わりましたが
出場していた友人の応援で何度も滋賀県を訪れました。
彦根、長浜、湖北、伊吹山麓を舞台に
広々した景色の中を、颯爽とバイクで巡る選手の姿は
本当にかっこよかったなあ。

琵琶湖駅伝


今年に入ってから、3月にラン、5月にバイクと
琵琶湖を一周する練習に何度か出かけています。
いずれも、春の琵琶湖を満喫する旅としては
最高のイベントでした。
そして、昨日12日と13日は、選手5人で襷をつなぐ
琵琶湖一周駅伝にも出場してきました。
この駅伝の全行程は200km。
僕が走ったのは、4区間50kmで
順位をシビアに争う大会ではないため
最近仕事が忙しくて出来ていなかった
ロングの練習のつもりで走りました。
秋真っ盛りの琵琶湖もまた風情たっぷりなんでしょうが、
走ったのは、ほとんどが暗闇の中でしたので
残念ながら景色を楽しむことはできませんでした。
代わりにというのもなんですが
久しぶりの友人たちに会うことができて
みんなの元気な様子にひと安心。
しかし途中、メンバーの一人が膝を故障し
全く走れなくなってしまい
残りのメンバー4人でタスキをつなぐことに・・・
おかげで予定より10km多く走ってしまいましたが
今年3回目の琵琶湖一周に
大満足した秋の休日となりました。