雑記帳

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遅延書き込みデータの紛失

2008-06-11 21:01:25 | コンピュータ
"昔の失敗談"を一週間ほど前に書きました。
ここ数日頭を抱えている問題は失敗やミスとは
違うと思います。
まったくの想定外の出来事です。
これを想定してソフト開発をするべきとは
思いもしませんでした。
それでもやはり最悪の状態を考えに入れておく
べきだったと思います。

一週間前ぐらいからメッセージが表示される
ようになりました。
"遅延書き込みデータの紛失 …データを一部
保存できませんでした。"
こんな感じのメッセージです。
何だろうとは思っていたのです。

そのうちユーザから "ファイルを開くにも保存する
にも数分かかる。"、"プロッタが出てこない。"
などの報告が相次ぎました。
LAN担当者と調べた結果、サーバ機が接続している
ハブに問題があることがわかりました。
ハブの交換で正常になりました。

しばらくしてファイルが開けないと連絡がきました。
調べてみるとトラブル時に実行したプログラムで処理
したファイルが壊れていることがわかりました。
たぶんデータの欠落が起きたのでしょう。
でもそれをプログラムが知ることができないようです。
失敗しているにもかかわらずあたかも成功したかの
様なリターンコードが返えってくるのでエラー処理する
ことなく先へ進んでしまうのです

ファイルが壊れてしまったことをどう説明したら
いいか、気が重いです。
今回のトラブルを踏まえて改善するとしたらどうしたら
いいのでしょう。
何回か処理を行って前回分と今回分が一致するか
チェックして一致したら成功として次へ進むようにするか。
元に戻せるよう、手を加える前のファイルを保管
しておくべきなのか。
まれにしか起きないことのために複雑な仕組みになります。

"遅延書き込みデータの紛失"これが表示されたら即刻
対策を講じる必要があります。
痛い目に会いました。
他の人がこんな目に会わないようトラブル状況を書き
残しておきます。

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