恩田陸著"ネバーランド"を読みました。
男子校の寮"松籟館"が舞台です。
年末年始の時期に高校二年の美国(よしくに)、
寛司(かんじ)、光浩がそれぞれ事情があって
寮に残ります。
統(おさむ)は寮の住人ではありませんが、
母はいなくて父は仕事で遠くで暮らしていて
一人ぐらしです。
三人の所へ夜になると押しかけてきます。
光浩が料理担当をかって出ます。
この本"何に食べる"という話けっこうでてきます。
おいしそうなんです。
でもちょっといただけないなぁと思うのがこの4人
酒をがばがば飲むのです。食事のたび酒びたりです。
煙草も吸います。
不良という設定ではなくけっこう真面目な頭のいい
子たちという設定です。
高校生は酒を飲むものだということがインプット
されそうです。
それぞれが重い問題を抱えています。
親密な毎日を送るうち抱えている問題が語られる
ようになります。
それぞれの男の子がしっかりと性格が形作られていて
こういうふうに反応するのだということが理解できます。
大人になった時、それぞれがしっかりと生きている
だろうなと感じさせます。
この年の寮居残りで4人は友情を深めたことでしょう。
なかなかおもしろい話でした。
男子校の寮"松籟館"が舞台です。
年末年始の時期に高校二年の美国(よしくに)、
寛司(かんじ)、光浩がそれぞれ事情があって
寮に残ります。
統(おさむ)は寮の住人ではありませんが、
母はいなくて父は仕事で遠くで暮らしていて
一人ぐらしです。
三人の所へ夜になると押しかけてきます。
光浩が料理担当をかって出ます。
この本"何に食べる"という話けっこうでてきます。
おいしそうなんです。
でもちょっといただけないなぁと思うのがこの4人
酒をがばがば飲むのです。食事のたび酒びたりです。
煙草も吸います。
不良という設定ではなくけっこう真面目な頭のいい
子たちという設定です。
高校生は酒を飲むものだということがインプット
されそうです。
それぞれが重い問題を抱えています。
親密な毎日を送るうち抱えている問題が語られる
ようになります。
それぞれの男の子がしっかりと性格が形作られていて
こういうふうに反応するのだということが理解できます。
大人になった時、それぞれがしっかりと生きている
だろうなと感じさせます。
この年の寮居残りで4人は友情を深めたことでしょう。
なかなかおもしろい話でした。