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雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

ディス・イズ・ボサノバ

2007-10-20 17:50:44 | 映画
映画を見てきました。新聞で上映時間を
確認して行ったのにどういうわけか2時間
前に着きました。あれれ。
今新聞見たら紛らわしい書き方してあります。
デパートでウィンドーショッピングして
いればいいかと、2時間を過ごしました。

"ディス・イズ・ボサノバ"です。
上映前の30分ぐらい小泉ニコさんという
方のボサノバの生演奏がありました。
ラッキー。

映画はブラジルで生み出された音楽、
ボサノバの創成期に活躍した人たちの
回顧談のようなものです。
インタビューを映画にした感じです。
昔を物語り懐かしむというものです。
出てくるのは高齢者の人たちばかりです。

ボサノバは好きです。
でも知っているのは小野リサさんだけです。
映画に出てきた曲のいくつかはリサさんの
歌で知っています。

この映画を一番見て楽しいのはブラジルで
この映画に出てくる人たちの音楽を
ずっと見て聞いてきた人たちでしょうね。

知らない話ばかりだし知らない人たちだし
私にはよくはわかりません。
それでも楽しかったです。
みんなで新しい音楽を創り出していく
熱気が伝わってきます。
わっと音楽があふれ出てくるような
状態だったのですね。
横の人の繋がり縦の人の繋がりがあって
お互いが影響しあい刺激を受けあい
情熱がほとばしっていた日々だった
ようです。

今だって若い人たちが受け継いでいる
だろうに、回顧一辺倒なのはちょっと
物足りない気がします。

めがね

2007-10-04 22:40:40 | 映画
映画を見てきました。
"めがね"です。
去年見た"かもめ食堂"のキャスト、スタッフが
作った映画です。
南の島に集まった5人のゆったりした日々を
描いたものです。
きれいな浜辺で編み物したり釣りしたりの
のんびり、のんびりした暮らしです。
"かもめ食堂"の現代的で機能的なキッチンも
すてきでしたが、"めがね"のキッチンも
すてきです。半分野外みたいな所ですが
使いやすそうなところです。

こういう生活もいいですが今の私には
向かないなぁ。
息つく間もないほど忙しい毎日を過ごして
いる人が日常を離れて過すのなら心が
いやされることでしょう。
でも今の私は毎日が暇ですから、これ以上
暇な暮らしは必要ありません。
こんなのんびりした生活が楽しめるよう、
日常をぎゅっと濃縮した活動的なものに
したいものです。
一応仕事は持っています。

殯の森

2007-09-28 22:59:18 | 映画
映画を見てきました。
名古屋駅の西口にある小さな映画館です。
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞
した映画「殯の森」です。

難しい。いや難しいわけじゃないけど
楽しくもおもしろくもない映画です。
どうして賞を受賞したのかなと思います。

愛する人を失ってずっと喪失感を持っている
人なら共感できるのかもしれません。
でも自分と同じ悲しみの中にいる人をみて
悲しいのは自分だけではないと心が安らぐのか、
はたまた傷口が開いてもっと心が疼くのか、
どうなんだろう。

演技しているというよりドキュメンタリー
みたいな感じの映画でした。

厨房で会いましょう

2007-09-01 19:45:22 | 映画
今日は映画を見てきました。
「厨房で会いましょう」です。ドイツ映画です。
太って大きな体のグレゴアは小さなレストランを
一人で切り回しているシェフです。
予約がうんと先まで埋まっている一流のシェフです。
独身です。
エデンはグレゴアがよく行くカフェのウエイトレス。
夫と5才の娘がいます。
娘にもらったお菓子をつまんだエデンはその味に
うっとりして閉店後のグレゴアの店に押しかけます。
それからエデンは1週間に1度ぐらい店に行って
グレゴアの料理を味わいます。
人付き合いにぶっきちょなグレゴアとエレンは
厨房でグレゴアの作った料理を味わうという
付き合いが続きます。

おいしそうな料理がつぎつきと映し出されます。
レストランで食べる人たちのおいしそうな顔。
恍惚とした顔つきしてます。
お皿を指でぬぐって食べるのはともかく、お皿を
なめる人までいます。
食べるのが好きという人にはたまらなく魅力的な
映画でしょう。

グレゴアとエデンの付き合いを恋というのでしょうか。
静かに進行します。
ここへ現れるのがエデンの夫です。
嫉妬にかられ最後にはとんでもないことになります。

こういう映画好きです。学生のころにこんな感じの
映画をよく見てました。
自分とかけはなれた人生や高級な生活の映画も
それはそれで楽しいのですが普通の人が出てくる
映画もいいです。

エデンの夫の結末はちょっとこんな風にしなくてもと
思わないではないです。

ボルベール

2007-08-23 21:25:18 | 映画
今朝は4時ごろにすごい音で目が覚めました。
風と激しい雨です。
何事なんだろうと思いつつまた寝てしまった
ようです。
朝はまだ雨です。
今日は地下鉄での通勤です。
駅を出たら目の高さのフェンスにカラスが
止まっていました。
びしょびしょに濡れそぼって、くしゃくしゃの
羽根でなんとも哀れな状態です。
カラスにしてみたら"いつものことさ"と
いうことなのかもしれません。

今日は雨だったし、木曜日だから退社後
映画を見てきました。
"ボルベール<帰郷>"です。
スペイン映画です。
出演者はほとんど女性です。
おかしくもあり、哀しくもある話です。
助け合いたくましく生きる女性たちです。
なかなかいい映画です。
男性がこの映画みたら何感じるかな。

アイ、ロボット

2007-07-18 22:22:19 | 映画
ビデオに撮っておいた映画を見ました。
日付が登録されていますのでみたら5月26日に
なっていました。
「アイ、ロボット」です。
見たいと撮っておいたのにそのまんまになって
いました。こんなの結構あります。
見ないで削除してしまったというものあります。

原作がSF作家のアイザック・アシモフだそうです。
有名なロボット三原則を考え出した人です。
この原則が他の作家の人にも影響を及ぼして
いるということです。
・ ロボットは人間に危害を加えてはならない。
 また、その危険を看過することによって、人間に
 危害を及ぼしてはならない。
・ロボットは人間にあたえられた命令に服従しな
 ければならない。ただし、あたえられた命令が、
 第一条に反する場合は、この限りでない。
・ロボットは、前掲第一条および第二条に反する
 おそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

映画は結構おもしろかったです。
インターネットで評判を見たらぼろぼろの
悪評です。
私は楽しかったけど。
ちょっとばかり安直なところがあるけどまあ
深く追求しないで見たらいいです。

アシモフの原作を読んでいません。
たぶんまったく違った内容ではないかと思います。

ロボットやコンピュータが心を持ち人間に向かって
くるという話ですが、いつかそんなことが起こっても
不思議ではないと思います。

しゃべれども  しゃべれども

2007-07-01 20:17:20 | 映画
今日も映画を見てきました。
こんなに続けざまに見るのははじめてです。

今日のは"しゃべれども しゃべれども"です。
ひょうばんがいいので見てみたいと思っていました。
"キサラギ"を見た映画館の別の階でやっていると、
ポスターが貼ってありましたので今日行ってきました。

"キサラギ"、"ダイハード4.0"、"しゃべれども
しゃべれども"とたて続けに見て一番よかったのは
"しゃべれども しゃべれども"です。
見終わって映画っていいなと感じるものでした。

浅草で二つ目の落語家がひょんなことから話すことが
苦手な若い女性と、関西から引越してきて関西弁を
からかわれている小学生、うまくしゃべれない
野球解説者の3人に落語を教えることになりました。

この落語家を国分太一が演じています。
落語うまいです。師匠に何もわかっちゃいないと
怒られてばかりいます。
映画の前半は何か物足りない落語ですが後半の
火炎太鼓は本物の落語家とおもうほどうまいです。

おばあさん役の八千草薫さんもすてきでした。
人と人の関わり合いがいいなぁと感じるものでした。
びしびしと本音でぶつかり合っています。
子供からお年寄りまでが共通な場で生きているという
のもいいなぁと思わせます。
それと下町の風景もいいものでした。

映画でも、本でもとにかく数多く見たり読んだり
しなくちゃだめですね。
10のうち1しかいいとおもうものに出会わない
かもしれません。
全体の数が多くないといいものに巡り合う回数は
少なくなります。
最近年のせいか感動するということが少なくなって
きました。
おもしろくない、と映画も本もあまり見たり読んだり
していないのですが今日のようにいいなぁと思う
ものに出会うには全体の数をうんと増やさなければ
だめだなと思ったものです。

キサラギ

2007-06-28 21:59:25 | 映画
映画"キサラギ"を見てきました。
おもしろいです。
こういう緻密な話、好きです。

如月ミキというアイドルがアパートで焼け死に
ました。
その1年後にインターネットのチャット仲間の
5人がビルの屋上の一室に集まり追悼会を開きます。
登場人物はこの5人、場面も最初から最後まで
ほとんどこの一室です。

自殺ということで決着がついたキサラギの死ですが
この死に疑問をもったオダの発言で以外な方向へ
話しが向かっていきます。

5人とキサラギとの関係が暴かれていきます。
火事が起こった日の出来事がわかってきます。

ひとつひとつのピースが現れてきて後半は
きれいにピースが合わさってぴたっと話しが
まとまります。
おみごとというばかりです。

こんな風にきっちりとした構成の映画いいですね。
あまり書いてしまうと見るたのしみをうばって
しまいますからこのへんで。

ここちよく見られます。

ラストのおまけ映像は余計だなぁと思いました。

ボンボン

2007-06-17 20:25:36 | 映画
今日は映画を見に行きました。
"ボンボン"です。
ボンボンという名前の大きな犬と失業した中年男性が
主人公です。
長年勤めたガソリンスタンドを首になり娘の家へ
身を寄せています。
娘の家も裕福ではなく肩身の狭い思いをしています。
車の故障を直してやったお礼としてドゴという犬種の
白い大きな犬をもらいます。
この犬は血統書付きの犬で、見た人を夢中にさせる
魅力があるらしい。

アルゼンチンで撮られた映画で広々とした荒野に
延びる道路や貧しい生活が窺われる映画です。
ヨーロッパで大ヒットだそうですが、正直なぜと
いうのが感想です。
おもしろくないとは思いません。
でもよさが私にはよくわからないです。

犬をもらった男性に扮した人は俳優ではなくて普通の
人だそうです。
とてもいい顔をしています。
美男子(この言葉古い?)という意味ではなくて
いっしょうけんめい働いてきた人の味がにじみ出て
います。
犬も名優でした。
車の助手席にこの犬が座っていると人間より大きく
見えて存在感があります。

スペイン語の映画なんてめったにありませんから
画面からスペイン語が聞こえてきた時にはあれっと
驚きました。
決してスペイン語が分かるからではありません。
スペイン語の響きが好きです。

犬神家の一族

2007-01-04 18:48:20 | 映画
今日は映画を見に行きました。
木曜日は女性サービスディーです。
女性サービスディーは1000円で映画が
見られます。
休日がサービスディーにあたることは
めったにありません。行かなくては。

何見ようかと迷いましたが「犬神家の
一族」にしました。
テレビで何度も何度も見ています。
話の内容はわかっています。
見ないでもどんな雰囲気の映画になって
いるか想像がつきます。
それでも金田一耕介と聞くと見ないでは
いられないのはどういうわけでしょう。

映画館は小さな所でした。定員150人
ほどでしょうか。空席がちらほらあり
ました。今の映画の人気というのは
こんなものなのですね。
大画面の映画館で大勢の人で見るという
のはもうはやらないのですね。
なんだかさみしいものです。

金田一耕介は名探偵なんでしょうか。
人が次々と殺されていってしまうのを
阻止できないのですから。
あの人が犯人だと言い当てはしますが
これ以上は殺人は起きないだろうなと
いう所へいってからです。
そうは言いつつやっぱり見てしまう
のです。

フラガール

2006-11-24 23:02:46 | 映画
昨日は休日、木曜日は女性は映画が
千円で見られます。で見に行ってきました。
「フラガール」をみました。
廃坑に追い込まれているいわきの炭鉱の
女性達が常磐ハワイアンセンターのフラ
ガールとなるため一生懸命ダンスの練習に
励みます。いやいややってきたダンス
教師ですがしだいに熱心に教え始めます。

母親に猛反対され家を出て練習をして
いる子がいます。お母さんが配達された
小荷物を届けに練習場へ行きます。
夢中で練習している娘の姿をしばらく
見つめ黙って去っていきます。

この場面どこかで見たことがあると
感じました。
以前に見た「リトル・ダンサー」です。
こちらも炭鉱です。10歳ぐらいの男の
子がボクシングを習っていたのですが
隣で女の子たちが習っているクラッシック
バレエに興味を持ち女の子たちに混じって
親に内緒で習い始めます。

そのうち才能を現しロイヤル・バレエ
学校へ行きたいと希望を持ちます。
お父さんは大反対です。
ある時息子が練習しているのをだまって
見つめます。

フラガールのお母さん、リトル・ダンサー
のお父さん、どちらも夢中で何かを
追いかけている子供の姿に心を打たれて
感動してしまったのです。
何かに向かって突き進んでいる人は
周りの人を変えます。

この後子供たちの望むことをかなえて
やりたいと協力するようになります。

なかなかいい映画でした。

「イルマーレ」を観ました

2006-10-27 21:05:04 | 映画
退社後映画を見てきました。
またまた買っておいたチケットの期限が
切れそうになってあわてていきました。
3ヶ月有効で4,5館のグループの
映画館で使えるチケットですが、特に見たい
ものがなくあと数日となってしまいました。

時間の都合がいいものを選びました。
「イルマーレ」という映画です。
キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック
が出演してます。
韓国版「イルマーレ」のリメイクらしいです。

湖の中に建つガラス張りの家から引越す
ケイトは、郵便受けに間違って配達された
郵便物の転送を次の住人に依頼する手紙を
残していきます。
次の住人であるはずのアレックスは手紙を
受け取ります。でも前の住人はおらず
何かの間違いではと手紙を置いておきます。
こうしてポストを介して文通が始まり
ますが2人の間には2年間という時間の
ずれがあることに気がつきます。

アレックスが2年前の人です。
2人は文通を通して恋に落ちるのですが、
さてどうなるのでしょう。
時間がずれているのでややこしいです。

いい映画とも言えずかといってだめな映画
でもなしといったところです。
おだやかな話ではあるので時間があまった
時に見るにはいいかもしれません。

ボレロ

2006-09-11 21:17:08 | 映画
何年か前映画を見に行った時のことです。
映画が始まりました。
ある楽団の演奏場面が映し出されます。
ボレロを演奏しています。
映画の導入部分だと思って見ていました。
ところがいつまでたっても演奏は続きます。

実は私、ボレロが嫌いです。
聞いていると不愉快な気分になってきます。
ところがボレロはメジャーな曲の様でしょちゅう
耳に入ってきます。

それはさておいて、あまり長く演奏が続くので
さすがにこれは見に行った映画とは別ものだと
気が付きました。
画面では太った無愛想な太鼓叩きの男性が
ほとんど映し出されています。
彼の考えていることがこちらに伝わってきます。
「なんでこんなつまらないことやってなきゃなら
ないんだ。ああいやだ!早くおわらないかな、
あぁ、早くビール飲みたい。」と顔で言ってます。
とうとうボレロの最後まで演奏して、それだけで
この映画終わりました。

こんなおまけ映画が付くことまずないです。
それからはボレロを聴くたびあの映画の太鼓叩きの
不愉快そうな顔をした男性が、頭の中に浮かびます。
きっとずっと覚えていると思う。
あの人、名優だね。

やわらかい生活

2006-07-01 20:47:55 | 映画
映画を見ました。
「やわらかい生活」です。
「橘優子35歳。蒲田で一人暮らし。
おかしくて、愛しくて、じんわり心にしみる。
暖かな幸福感に包まれる物語」
このキャッチコピーにさそわれました。
見始めてすぐ帰ろうかと思いました。
気が滅入るような憂鬱な気分になりました。
両親が事故死してうつ病となった女性が主人公
です。
一文無しの男性のいとこがころがりこんできます。
寺島しのぶと豊川悦司が出演しています。
病気で動けない状態のいとこのため、薬をもらって
きてやったり、食事の支度をしてやったりと
めんどうをみてやります。
豊川悦司の目つきがやっていることと裏腹に何か
ありそうな感じをさせます。
だからこのいとこは悪人で、もっとずたずたに心を
引き裂いてしまう人物との先入観で見ていました。
映画を見終わってみるとそうではなくてそのまま
いとこを心配し、好きだったのだとわかりました。
先入観をもたずに素直に見ていたらまた別の感想を
持ったかもしれません。
この映画は好きではありません。
キャッチコピーの勝ちです。

映画

2006-03-21 20:11:38 | 映画
今日は休日。久しぶりに映画を見に行った。
駅前でばったり昔の仕事仲間に会った。
Wさんは世話好きで年に何回も仲間を集めて飲み会を
開催していてその席で会っているので久しぶりに会った、
というわけではない。
元気いっぱいで定年後NPOを立ち上げて数人の人たちと
設計・製図・コンピュータの教育をしてみえる。
映画の開始時刻にかなり早かったのでWさんとお茶を飲み
ながら近況を伺った。専門学校の講義を請け負って教えに
行ったりしているとのこと。CADの技術者は今、ひっぱり
だこの求人状態だそうだ。だけどCADは扱えても設計が
出来ない人が多い。操作だけでなく設計の出来る人材を
育てたいと言ってみえた。

映画は「ナルニア国物語」を見た。
ファンタジーで楽しめた。単純な内容なのがいい。
2本の足が鹿か馬の足で胴から上は人間どか、4本の足で
胴から下は馬で上は人間とかしゃべる犬やビーバとか
いろんな生き物たちが出てくる。
ライオンも作り物なのに本物みたいだ。
そんな生き物たちが戦争をする場面は壮大です。
4人の兄弟がこのナルニア国に迷い込むお話です。
一番下の女の子がかわいかった。