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雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

マンマ・ミーア

2009-02-14 20:00:43 | 映画
映画を見てきました。
映画の前売り券を、あれもこれもと数枚
買い込んでしまいました。2月、3月は
映画がたくさん見られます。
今日見たのは数件のグループの映画館から
選んで見られる券です。

"マンマ・ミーア"を見ました。
有名なミュージカルですが、どんな内容かは
知りませんでした。
20歳の娘の結婚式の前日と当日の出来事を
ABBAの曲で綴ったものです。
ずっとお母さんに育てられてきて、父親を
知らない娘がお母さんの日記を見て父親候補の
3人に招待状を送ります。

明るく賑やかな映画です。
お母さん役はメリル・ストリープです。
お母さんの親友2人とお父さんかもしれない
3人の中年組みと娘や婚約者の若者組みとが
歌い踊ります。
親世代の人たちが20歳の娘の親としては年齢が
上過ぎるような気がします。
ミュージカルといえば若者が中心と思い込んで
いましたがこれはどちらかというと中年組みが
中心となっています。
みんながんばっているなという感じです。

ABBAが活躍していたころよく聴いていました。
聴いていたというよりは曲が流れていたので
自然と耳にしていたと言った方がいいでしょう。
懐かしい曲です。

別れのこだま

2009-01-31 21:07:00 | 映画
押入れに手を突っ込んで持ち上げたらぱらぱらと
紙切れが床に飛び散りました。
その中に映画のちらしがありました。
"別れのこだま"です。
そういえばこの映画みたなぁと思い出しました。

主演ジュディ・フォスター、今も大活躍の
女優さんです。
この映画に出演した時の年齢13歳と書いてあります。
私がジュディ・フォスターに出合った最初の映画です。

見ての感想はなんてなまいきな子なんだろうと
いうものです。
すくなくともかわいいというようなものでは
ありません。
映画の内容が不治の病で余命いくばくもないと
いう複雑な心境の女の子の、家族や友達との
状況を描いたものであればかわいい女の子で
いられるわけはありません。
正直いい映画とは思いませんでしたが
それでも今でもあの映画見たなと覚えている
強烈な印象がありました。

大人になってスクリーンに戻ってきたジュディ・
フォスターは大女優です。
そして写真で見る彼女は笑顔がうつくしくて、
あの映画の大人びてむっつりした表情はありません。

P.S
ちらしの一番下に同時上映"屋根の上のバイオリン弾き"
と書いてあります。
そうでした、昔は映画は2本上映されたのです。
今は1本だけ。昔の方が得でしたね。
でも集中して映画を見るのは2時間ぐらいでいいなと
思うこのごろです。
"屋根の上のバイオリン弾き"も見ました。

美しき諍い女

2008-12-01 19:56:22 | 映画
何年も前になりますが"美しき諍い女"(いさかいめ)
という映画をみました。
4時間の大作です。
評判がよかったので見に行ったのですがため息が
でるほどたいくつでした。
どんなつまらない映画でも入ったからには
全部見なければもったいないと思うので途中で
出ようとは思いません。
でもこの映画は途中で席を立ちたいと何度も
思いました。

全編ほとんどヌードモデルと画家との対話で
成り立っている映画です。
女性は4時間のほどんどが裸です。
でも服を着ている時と同じ様に裸でいても
不自然さはぜんぜんありません。
画家はモデルの内面を絵に描きたいとのことで
心の中をのぞき込むためいろいろ話をするのです。
その内容がえらく難しいのです。
字幕を読んで読み終わると次の字幕に変るので
読むのに精一杯で理解するひまがないのです。
これが吹替えだったらなるほどと感動するような
内容なのかもしれません。
字幕は抽象的な作品を理解するには無理があります。

で、終盤絵が書き終わりました。
途中では画家はモデルに作品を見せません。
出来上がった、と見せるわけですがそれを見て
モデルは非常に怒ります。
相当に醜い絵だったのでしょう。
あぁ、観客にその絵をみせないで!と心の中で
叫びました。
だってどんな絵を見せられても"そんな絵違う!"
と言ってしまうと思ったのです。
全ての人がなるほどと納得いく絵なんて
あり得ない気がしました。

やっぱり映画の作成にたずさわった人たちにも
それはわかっているようで観客にその絵を見せる
ことはありませんでした。
絵を描ききったということで画家は充分満足し、
その絵はモデル以外の誰にも公開されることなく
処分されました。

よくわからない難しい映画でした。
だからかえって忘れられなくて頭に残っています。
理解するためにもう一度見たいという気には、
なりません。

唐突に昔見た映画を思い出したので書きました。

まぼろしの邪馬台国

2008-11-15 16:02:39 | 映画
ウィンドウショッピングに出かけました。
金券ショップの前を通ったら"まぼろしの
邪馬台国"の券を400円で売っていました。
つい買ってしまいました。
映画の上映時刻の案内板をみたら15分後に
始まる回があります。
また映画を見るため家から出てくるのは
おっくうです。
映画を見る予定ではありませんでしたが
そのまま見ることにしました。
映画館の入りは半分ぐらい、どういうわけか
若い人はおらず、60代、70代、それ以上の人たち
ばかりです。
こういうふうに年代が偏よるといるのは何が
影響するのでしょうね。

実在した宮崎康平さんとその奥様の和子さんを
モデルにした作品です。
島原鉄道の社長だった康平は盲目です。
邪馬台国がどこにあったのかを捜し求めるのを
生きがいとした康平を和子が支えます。
破天荒な康平ですぐにかっとしてつえを振り回し
暴れまわります。
竹中直人さんが演じていますがぴったりの役どころです。
和子は吉永小百合さん。
考えてみたら吉永さんの映画は過去に見たこと
あったかなぁ。
あれほど有名女優なのに不思議な気がします。
康平はわがままいっぱいなのに好かれる人です。
こんなふうに自分の思ったままを突き進んで
生きて幸せな人生です。

悪くない映画ですが観ておもしろかったといえるか
どうかはまた別です。
年配の人ばかりでなく、小学生ぐらいの子たちが
見たら何か心に残るものがあるかもしれません。

しあわせのかおり

2008-10-26 22:13:25 | 映画
映画を見てきました。"しあわせのかおり"です。
見てよかったと感じるいい映画でした。
料理対決物か料理の特訓映画なのかなと思って
いましたが、違いました。
心が暖かくなる映画でした。
(あらすじ書いてしまいます。)
金沢が舞台で町の片隅で小さな中華料理店を
営む王さんとご主人を亡くし小さな女の子が
いる貴子さんの話です。
王さんは仕事中に倒れ左半身にマヒが残る体に
なってしまいます。
貴子さんはデパートへの出店を依頼するため
毎日お店に通ってランチを食べ続けます。
このランチほんとにおいしそうなんです。

貴子さんは会社をやめて王さんに弟子入りします。
そして料理の指導が始まります。王さんは
自分で手本を見せることができません。
口頭での指導です。手本なしで料理を習うのは
難しいですよね。

体が利かなくなって意欲を失くしていた王さんと
ご主人を失くして悲しみを抱えていた貴子さんが
支えあい王さんは、貴子さんは大事な娘だと
いうまでになります。

最後は王さんがお世話になった社長さんの
内輪の晩餐会を貴子さんが料理をしてお店で
開く場面です。
料理の場面も迫力あります。
またこの料理を幸せそうにうっとりと食べる
場面もいいです。
料理は人をしあわせにするということを
見せてくれます。

人と人が関わりあって支えあうそんなほのぼの
とした暖かさが伝わってきます。

容疑者Xの献身

2008-10-12 20:46:32 | 映画
映画を見てきました。
"容疑者Xの献身"です。
先に本を読んでしまいましたから話の
流れはわかっています。
たぶん本を読まずに映画を先に見たほうが
両方楽しめると思います。
でもいい映画でした。本が出ていると本と
映画は較べられてしまい、どっちかがいいと
いうことになってしまいます。
これはそれぞれ楽しめると思います。

ガリレオこと湯川学が主人公のようでありながら
そうではありません。
数学教師の石神と隣の部屋の花岡靖子が中心の
お話です。
詳しく書くとこれから読んだり見たりする人に
悪いのであまり書きません。
石神の気持ち、ずきんとわかります。
でもそれだからといって関係ない人を巻き込んで
いいというものではありません。
罪を犯して警察につかまったら絶望的な気持ちに
なるのが普通だと思います。
でも石神は留置場でこの上なく幸せで満足した
気持ちに浸っていたことでしょう。
最後に打ち砕かれて慟哭した気持ちもわかります。

柴咲コウさんのテレビでの演技はちょっと
苦手です。映画では雰囲気が変わってつっかかる
ような気にさわる部分がなくてすらりと見て
いられました。

おくりびと

2008-09-20 20:14:02 | 映画
映画を見てきました。"おくりびと"です。
楽団が解散となって職を失ったチェロ奏者の
主人公小林大吾が故郷の山形へ帰って
納棺師となるお話です。
いい映画です。最近は映画を見ていても
見ているんだというずっと認識していて、
見ていることを忘れて映画に溶け込むと
いうことが少ないです。
でもこの映画は溶け見ました。
遺体を清め、着物を着せ、死に化粧を施す
仕事です。
その所作がとても美しいのです。
まるで舞踊のようです。
映画のように丁重に扱ってもらえたら
死者も残された者も心の区切りがついて
死というものを受け入れられる、そんな役割を
持った儀式なんだと感じました。
でも実際に納棺師という職業の人に会った
ことはありません。
実在するのでしょうか。

現在はなんでも簡素化されてしまって
感情を高ぶらせたり、落ち着かせたりする
機会すら与えられなくなっているのでは
ないかと思います。

映画の中の主人公が住んでいる家、これは
お母さんが経営をしていたスナックを
備品もそのままで使っています。
納棺師の会社の社長の家の内部、
どちらも長年住み続けられた家という雰囲気
なのですが落ち着く家だなあと感じます。

また食事風景がよく、社員でクリスマスに
鳥肉をほおばる場面、社長の家でご馳走に
なる場面などいかにもおいしそうで、
帰りに何かおいしいもの食べたいと感じさせます。

映画の中でチェロの演奏が何度も流れます。
チェロ単体の演奏って聞く機会がありません。
なかなかいいものでした。

おばあちゃんの家

2008-08-19 21:11:42 | 映画
前にビデオに撮っておいた映画を見ました。
韓国の映画で"おばあちゃんの家"です。
小学校1,2年生ぐらいの男の子サンウはお母さんに
連れられて田舎のおばあちゃんの家へいきます。
お母さんが就職先を見つけるまでの間
預けられたのです。
おばあちゃんは耳が不自由で口がきけず、字も
読み書きできません。
貧乏で壊れそうな家にすんでいます。
やせ細って腰が曲がっています。

サンウはおばあちゃんをばかにして邪険にします。
ほんとに見ていて憎たらしい子です。
おばあちゃんはサンウが何をしても黙って許します。
怒ったりしません。
ケンタッキーフライドチキンが食べたいという
わがままをきいて生きた鶏を手に入れてきて
丸ごとゆでて出します。無理をして手に入れた鶏
なのにこんなのいらないと泣き叫ぶサンウ。
街へかぼちゃを売りに行き手にしたお金で
靴を買ってやり自分は食べずにサンウに食べさせる
おばあちゃん。帰りのバス代がなくサンウだけ
乗せて自分は歩いて帰ります。

韓国は年上の人を大事にする国と聞いています。
でもこの映画からはその精神は感じられません。
子供というのはこんなにも自分勝手でわがままに
なれるものなんですね。
それをすべて受け入れて愛情で包んでやります。
忘れてしまっているけど私だって子供のころは
こんな風にわがままだったのかもしれません。
無条件に愛されたということはずっと心に
残って生きていく力になることでしょう。
映画の終わりのころのサンウはようやく
おばあちゃんの愛情に気がつきます。

崖の上のポニョ

2008-07-31 21:33:44 | 映画
今日は木曜、女性は映画が1000円で見られる
日です。
久しぶりに映画を見て帰ろうかと映画館へ
行きました。
ちょうど映画館に到着した時間ぴったりに
上映されるのが"崖の上のポニョ"でした。
この映画を見ることにしました。

テレビで流れている宣伝のための歌の"ポニョ、
ポニョ"が頭にくっついています。
"あなたはこの映画を見なければいけません"と
催眠術にかけられたような気分です。

内容は単純です。
魚の女の子が出あった男の子が好きになって
人間になりたいと願う話です。
ただの女の子でなく両親が魔法使いで、彼女も
魔法が使えます。
宗介に会いたいポニョが引き起こした嵐で
海は大荒れで道路や家が海の底になります。
なぜか古代魚が泳ぎまわっています。

海の中で魚がゆうゆうと泳ぐシーン、水浸し
の森の中の風景、実際に見たことあるわけ
ないのになんだか見たことあるような気が
して懐かしく感じます。

なんだかほんわかとした気分になります。

追伸)
しかし嵐が治まったとはいえまだ安心とは
いえない時に5歳の子を家に残して職場へ
行くかな?
何もない時だって小さな子を一人にしたら
罪になる国だってあるのに。
そこがひっかかります。8/1

ザ・マジックアワー

2008-07-05 23:48:56 | 映画
今日は映画を見に行きました。
"ザ・マジックアワー"です。
TOHOシネマの前売り券を金券ショップで買いました。
家へ帰ってよく見たら映画館がこの前試写会に
行った名古屋みなとベイシティが一番近くです。
もっと近くに上映している映画館はあるのになんで
遠くに行かなきゃならないのと思いつつ行きました。

評判がいいのできっと混んでいるだろうと思ってたら
一体何、というほどがらがらで映画ってぜんぜんはやって
ないんだなと感じました。

最近は感覚が鈍ったようでおもしろくない内容では
ないのですがおもしろかったという感動がなくなって
さみしい限りです。

マジックアワーという言葉を始めて知りました。
夕日が沈んで暗くなるまでの間が1日で一番美しい時間
なのだそうです。
でも建物が建て込んでいる所では美しいという感覚は
ありません。
いつのまにか暗いなと実に味気ない日々を送っています。

今日の映画の中でへぇと思ったのが最後の方で役者の
主人公が仕事仲間の裏方をやっている人たちに助けを求めて
たくさんの人たちがそれに応じてやって来てきてくれたことです。
そんなにたくさんの友人を持っていて駆けつけてきて
くれるなんてすてきじゃない。

奇跡のシンフォニー

2008-05-22 23:47:36 | 映画
今日は仕事の後に試写会へ行ってきました。
社会人になった最初の年に新人の指導員として
ついて下さった方の急なお誘いです。
二人で行ける試写会の券が当たったけど奥様が
足が痛くて行けないからとのお誘いです。
久しぶりにお会いできてなつかしかったです。
昔の仕事仲間の結びつきは強いです。
今でも集まりがあります。

大学を社会人入学して2年前に卒業して、今は
別の大学の研究生だそうです。
何も教えてくれない、とぼやいて見えました。
ドイツ語を話せないのに奥様と二人で一月間
ドイツへ短期留学したりとバイタリティの
あふれる生活をされています。
とてもまねできないです。

映画は"奇跡のシンフォニー"です。
孤児院で育った天才的な音楽の才能のある11才の
男の子が主人公です。
お父さんとお母さんを探し出そうとするお話です。
ちょっと話しが出来すぎの感じです。
でも深刻な映画がいい映画ではありませんから、
おとぎ話しのような映画も楽しいです。
映画の中で演奏される音楽もいいです。
もちろんハッピーエンドです。

試写会のあった場所は港区ベイシティのTOHOシネマです。
始めてあおなみ線の電車にのりました。
ベイシティも始めてです。
大きなショッピングモールがでんと建っています。
それなのになにかさびしそうな感じのするところでした。

映画「最高の人生の見つけ方」

2008-05-11 20:44:00 | 映画
映画を見てきました。
「最高の人生の見つけ方」です。
主演ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンです。
たまたま同じ病室になったカーターとエドワード。
癌に侵され余命6ヶ月と宣告された二人です。
自動車整備工で、家庭を持ち子供や孫のいるカータ。
実業家で大金持ちで離婚4回のエドワード。
カータが書いていた「棺おけリスト」、死ぬまでに
やりたいことを書いたリストをみたエドワードが
いっしょにやろうとさそい二人は旅にでます。
スカイダイビング、カーレース、ピラミッドを見る、
アフリカの野生動物を見る、刺青を入れるなどなど。

二人が役を演じているのだけどなんだか本来の
本人たちが浮き出ているような感覚がしてきます。

近年職場でもプライベートでも身近な所で病気で
倒れる人が多いです。
自分がそうなることだって起こりうることです。
そうなった時にどういう心境になるのだろうと思い
見にいきました。

映画の中では精力的にやりたいことをこなしていく
二人ですが、実際には余命6ヶ月と宣言されてからでは
体力的にやれることは少ないのではないかと思います。
元気なうちにやりたいことをリストアップして
できることからやっておいた方がいいと思います。

チームバチスタの栄光

2008-03-22 21:51:35 | 映画
今日は映画を見てきました。
たしか去年の暮れに割引券を買っておいた
ものです。3月末までの期限ですので
期限切れにならないように行ってきました。
いつもこんな風なので券を買わなければ
いいのに安いからとつい買ってしまうのです。
いくつかの系列の映画館の中から選べる
券です。

"チームバチスタの栄光"を見てきました。
バチスタ手術という心臓の手術があります。
肥大した心臓の一部を切り取り縫い縮める
手術だそうです。
その手術がずっと成功してきたのに、
続けざまに失敗します。
成功したかに思える手術なのに心臓が再
鼓動しません。

手術室にいた7人の誰かのしわざではないかと
犯人を追求する不定愁訴外来の女性医師と
厚生労働省の調査官が登場します。

これ以上書いてしまったら見る楽しさを
うばいますからこのへんで。

うーん、おもしろくないとはいいませんが
感動するほどでもありません。

帰りに名古屋駅前の松坂屋の前でペルー人
の2人がフォルクローレの演奏をしているのを
みかけました。
何年も前からメンバーは違っているようですが、
ここで演奏をしていました。
最近は見ないなと思っていました。
夜に名古屋駅周辺を歩いていることがないから
見なかっただけかな。
昔は結構レコードも出てたし演奏家が来日して
大きな会場でコンサートも開かれていました。
最近はCDも見かけない、コンサートもありません。

少しの間聞いていました。
今日の2人うまい演奏でした。
サンポーニャという楽器の音がお腹にどしんと
響いてきました。

迷子の警察音楽隊

2008-03-16 19:15:57 | 映画
映画を見てきました。
「迷子の警察音楽隊」です。
エジプトの警察音楽隊がイスラエルでの演奏に
招かれます。
かつては戦争をした国であり言葉は違う、宗教も
違う国です。
空港に降り立った彼らですが迎えの車がきません。
自分たちでバスで行こうとします。
ところがペタハ・ティクバへ行くはずがベイト・
ティクバへ行ってしまいます。
バスはすでになくホテルもないさみしい町の食堂に
たどりつきます。
困った彼らを食堂の女主人のディナが自分の家と
食堂と常連客のイツィクの家に分散して泊めて
くれます。
その一晩の出来事を描いた映画です。
この8人の音楽隊員がなんとも不器用で心配に
なってしまいます。
居心地の悪そうな雰囲気で会話もはずみません。
それでもとつとつと心を通わせあっていきます。
翌朝整列して音楽隊は別れていきます。
なかなかいい映画でした。







栄のランの館 年間パスを買ったのでよく行きます。

4分間のピアニスト

2007-12-16 19:23:55 | 映画
映画を見に行きました。
"4分間のピアニスト"です。
刑務所に年老いた女性ピアニストが
教師としてやってきます。
そこで1人の才能ある少女に出会います。
何もかもに牙をむくように飛びかかっていく
怒りの塊のようなジェニーです。
大きな体の看守や、同室となった2人の少女を
病院送りになるほど叩きのめします。
何にこうまで激しく怒り、人を寄せ付けないのか。

しかしピアノを弾く才能はピアノ教師を
魅了します。
子供のころにコンテストで入賞した腕前を持って
いるので刑務所でゼロから始めたというわけでは
ありません。

暴力ざたを起こすためレッスンを受けるのや
コンテストに出場するのを妨害されたり禁止
されたりします。

教師の方も戦時中の厳しい状況を生きてきて
孤独で厳しい人です。。
その2人が激しくぶつかり合いながらレッスンを
続けます。

映画の最後の題名にもある4分はみどころです。

しかしこの少女幸せになれる日が来るでしょうか。
せめて心から笑える日が来るでしょうか。

魂のすべてを投げつけてピアノを弾く、それが
幸せではあるのでしょうが、人との交わりの中にも
幸せを見つけてほしいものです。

これほど激しい映画は久しぶりです。