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雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

映画 "マリーゴールド ホテルで会いましょう"

2013-02-09 19:04:11 | 映画
昨日映画を見てきました。
"マリーゴールド ホテルで会いましょう"です。
いい映画でした。
登場人物は高齢者の方々がほとんど。
イギリスの高齢者男性3人、女性4人がインドのリゾート
ホテルで晩年を過ごそうとやってきました。
そこは話とは大違いのボロホテルでした。
ホテルを栄えさせようとの熱意と野望を持っている若い
男性がオーナーです。
007シリーズのジェームズ・ボンドの上司のMを
演じていたジュディ・リンチ、ハリー・ポッター
シリーズのマグゴガナル先生を演じたマギー・スミス
等なにかの映画で見たことあるという俳優の人たちが
登場します。
イギリスからインドへ生活の場所を移そうということは
すごい決断だと思います。
インドへ着いて乗り換え便が欠航になってしまいます。
7人の心細そうな心のうちが観客にも伝わってきました。
それでも地元の人たちとバスに乗って現地まで行きます。
ボロホテルに落ち着きインドの生活になじんでいく人が
多いのですがなじめない人もいます。
インドという国は行った人を魅了すると聞きます。
映像の中のインドは華やかで活気に満ちています。
とっつきにくい国という印象を持っていましたがなるほど
インドは行ってみるといい国ですね。
いろいろ起る映画ですが、なにより俳優さんたちの
元気に驚いてしまいます。
若い人が見ても楽しいですけど、60歳以上の人たち
ならもっと楽しめることでしょう。

名古屋音楽大学カレッジオペラ "フィガロの結婚"

2012-12-26 21:44:58 | 映画
名古屋音楽大学のカレッジオペラ"フィガロの結婚"を
観てきました。
17時から20時までの3時間です。
場所は名古屋音楽大学の成徳館12階のりっぱな
舞台です。
出演者は学生か卒業生だそうです。
歌は原語ですが大きな歌と歌の間の会話のような
感じの歌は日本語です。
原語の時は上部の垂れ幕に字幕がでます。
オペラはフィガロの結婚しか観たことがありません。
フィガロの結婚だけは好きで過去に何回か観ました。
学生さんたちだというので劣っているのかなと思って
いましたが本当にうまいものです。
歌もいいし演技もりっぱでした。
無料なんです。
席はかなり空いていました。
なんでこんないいものをもっとたくさんの人が観ないん
でしょうね。

映画 ツナグ

2012-10-30 21:57:45 | 映画
昨日映画"ツナグ"を見てきました。
最近は映画を見終わってもよかったと思うことは少ない
のですがこの映画はよかったです。
俳優さんたちの演技もよかったですし、内容もいいです。
ツナグとは死者と生者を取り持つ人です。
人生で一度だけツナグを通じて死者と会うことが出来ます。
死者は会うのを断るとこができます。死者が生者に会う
のも一度だけしかできません。
ツナグはツナグの印の鏡を次のツナグへ受け渡して
いきます。
今のツナグは高齢の女性です。高校生の孫にツナグを
引き継ごうとしています。
孫はツナグの見習い中です。
ねたばれになりますので映画を見ようと思っている方は
ご注意を。

母親に病気を告知せずに亡くした男性から依頼者があります。
息子にはなぜ祖母の病気を知らせてくれなかったのかと
怒られ口をきいてくれません。
母に知らせないで逝かせたのはよくないことだった
のではないかと悩んでいます。

怪我をしたのを助けた女性と付き合い結婚の約束をしました。
彼女は旅行へ行くと出かけたまま帰ってきません。
7年ずっと待っています。
彼女は死んでいるのではないかと依頼してきました。

ツナグ見習いの高校のクラスメートの女生徒が依頼
してきます。
演劇部の親友を交通事故で亡くしました。
演劇の役をめぐって仲たがいしていました。
彼女は友人が事故に会えばいいと思い、いつも通る道の
側の水道栓を開き道路を凍結させようとしました。

上の2件は死者も生者も会ってよかったと思っています。
女高生は後悔が残ります。
本心を打ち明けないままに終わっています。
彼女には打算がありました。
まわりの人に自分が事故を引き起こしたことを知られる
ことが怖かったのです。
面談が終わった後で友人が彼女の心のうちを知って
いたことを知らされて号泣します。
「道路は凍っていなかった」との伝言を受け取ったのです。
彼女が友人の死に関わったのかどうかはわかりません。
友人は彼女を許したのでしょう。
わざわざ伝えたということはそういうことなんだろうと
私は解釈します。
苦い話ですが彼女も会ってよかったのでしょう。
でも友人はどうして友の心の内を知ったのでしょう。
本当は凍っていて友への疑いを持ち、会ったときの態度で
確信したということでしょうか。
微妙な心の動きが顔や態度に表れみごとでした。

いい映画でした。
ツナグ見習いの高校生の心の動きもうまく表現されて
います。
でも高校生の態度というよりもっと大人の態度のように
感じました。高校生ってこんなにしっかりしているもの
なのかな。

何年か前の出版で、原作の本があることは前から知って
いました。
図書館の予約の行列はなかったのでいつでも読めると
油断していたら映画化されたためか、いつの間にか
長蛇の列が出来ています。
あと1年ぐらいは読めそうにありません。
原作本を読むのは先のお楽しみです。

自分は今誰かと会いたいだろうかと考えてみました。
うーん、今はいないですね。
相手の一回限りの権利を使わせてしまうわけですから
生前にしっかりとした絆がある人でなくては
いけませんものね。

会いたいと願う人たちは事故死とか突然死とかで
心の準備がなくて別れて、まだ時の流れに癒されて
いない人たちでしょうか。

映画 "崖っぷちの男"

2012-07-20 10:41:48 | 映画
昨日映画を見に行きました。
暑かったので帽子をかぶっていきました。
置き忘れてはいけないと気にしていました。
それなのに映画が終わって外へ出ていざ帽子をかぶろうと
したらないのです。
どこへ置いてきてしまったのでしょう。
座席を立つときには周りをみまわしたのに。
何年か使って古ぼけてきた帽子で失くして惜しいもの
ではありませんが失くしたということが嫌ですね。
帽子や傘はよく失くします。
若いころはそうでもなかったのに最近はだめです。
デパートの帽子売り場には1万円もする帽子がありますが
しょっちゅう忘れたり飛ばされたりする私には買えません。
まあそうでなくてもそんな高価な帽子は買いませんけど。

見た映画は"崖っぷちの男"です。
久しぶりに単純に楽しい映画でした。
宝石泥棒の汚名をきせられて刑務所にいた元刑事が
脱獄します。
ホテルの高層階の窓から外に出てぎりぎりのでっぱりに
立って自殺する様子を見せます。
警察が出動しホテルの界隈は野次馬でいっぱいです。
交渉人の女性刑事が呼ばれ交渉をします。
隣のビルは彼が宝石を盗んだといわれる会社です。
弟とそのガールフレンドが隣のビルの屋上を爆破して
ビル内に侵入します。
金庫から盗まれたといわれている宝石を盗み出して
汚名を晴らそうというわけです。

騙して罪に陥れた宝石商の社長のなんと悪人ぽいこと。
いかにも極悪非道な人間ですって感じです。
ほかの人物を演じる時は別人になるんでしょうね。

ホテルの部屋にベルボーイに案内されて入ってきた時の
様子がおかしかったのにはわけがありました。
一流のホテルのボーイがなんて態度悪いんだろうと
思いました。
キーカードを渡すのにホイみたいに相手を見ずに
渡していました。
だんだん話が進むにつれてそういうことだったのかと
わかってきます。
宝石を奪う実行部隊の弟とそのガールフレンドも
かっこよかったです。

楽しい映画です。
でもいただけないのは道路で見上げている野次馬達が
「はやく飛べ」ってはやしたてている場面。
えっ、こんな態度とるの?ってすごく悲しい気分
になりました。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2012-03-09 19:57:23 | 映画
映画を見てきました。"ものすごくうるさくて、ありえ
ないほど近い"です。
ニューヨークの9.11の事件で父親を亡くした9歳の
少年オスカーが主人公です。
お父さんはたまたま商用でビルにいました。
死ぬ直前に何度も留守番電話にかけてきています。

こんなふうに子供に接することができる父親がいるの
かしらと思うほどいいお父さんです。
父親のクローゼットの棚にあった花瓶の中から紙袋に
入った鍵をみつけました。
袋にブラックと書かれています。
彼は電話帳からブラックを抜き出し父親を知っている
ブラックを見つけ出し何を開ける鍵なのか知ろうと
します。
探す場面は一大プロジェクトです。
研究し分類して資料に纏めます。
こういうふうに物事に取り組む生き方や勉強の仕方を
してくる人には勝てないなぁと感じます。

隣に住む父方の祖母の家に間借り人がきました。
老人で耳は聞こえるけどしゃべれません。
彼が途中からブラックを訪ねるのに同行してくれる
ようになります。
こうして何人ものブラックに会いにいきます。
オスカーはアスペルガー症候群かそうでないかの
堺にいる子です。
恐いものがいっぱいあります。
それでも勇気をふるって人を訪ね歩きます。

彼の悲しみはどれほど大きいのか計り知れません。
父が亡くなる悲惨な状況をテレビを通して見たという
ことは衝撃的なことです。
周りに彼を見守っていてくれる人々がいます。
特にお母さんが何をしてくれたかは映画の最期の方で
明かされます。
間借り人の老人は彼の祖父らしいです。
一言もしゃべらないのに存在感がある人です。
彼の存在にも助けられます。
老人は一旦隣から去りますがオスカーの手紙で帰って
きます。その場面がしゃれていていいです。
お祖母さんが戻ってくるのを外で待っているのですが
老人の姿を見てだまって通り過ぎ買い物してきた荷物を
通路にポンと置いていきます。
老人はにやっとしてその荷物を持って後を追っていきます。

この子は悲しみに浸って一生立ち上がれないかもと
最初は思わせられましたが、最期の方ではだいじょうぶ
ちゃんと受け止めて生きていけると感じました。

鍵がなんだったかは映画を見てください。
鍵がなんであるか見つけたら、ありえないとは思い
ましたが父親の嫌な部分を知ってしまうのではない
のかと心配しました。
やはりそれはありません。
題名の意味ってなんなのかわかりません。

幸せのパズル

2011-10-18 19:00:42 | 映画
"幸せのパズル"という映画を見てきました。
正直よくわかりません。
アルゼンチンの映画です。
夫と20歳ぐらいの息子二人がいる主婦のマリアが
主人公です。
料理上手で家族のため家事をこなしています。
でも誰も当たり前のこととしてなんとも思っていません。
誕生日にもらったジグゾーパズルに夢中になります。
ジグゾーパズルの選手権に出るためパートナーを探して
いたロベルトに出会います。
お金持ちのロベルトの家で週二回練習をすることになります。
家族には内緒です。
選手権で二人は優勝します。世界大会はドイツです。
でもマリアは行かない決心をします。
まとめるとこんな話です。

主婦は趣味を持つことは許されないのでしょうか。
女性には発言権がないということは映画からは感じられ
ません。次男がガールフレンドを家によくつれてきて
いますが彼女をみていても女性が弱そうには感じ
られません。
マリアはジグゾーパズルの世界へ自ら入っていき新しい
世界が開けました。
マリアには才能があります。変なやり方をするのだなと
思っていましたがやはり他の人から変ったやり方だと
言われています。
せっかく優勝したのだから世界を目指せばいいのにと
思います。
パズルを選べば夫婦や家庭は壊れていくかもしれません。
パズルと家庭を天秤にかけて家庭を選んだのでしょう。
パズルに夢中になっていたこの時は人生の中の楽しかった
ひと時という思い出として心の底に仕舞いこまれて
しまうのでしょうか。
なんだかねぇ、もっとがんがんと前に進んで欲しい
気がしますけど彼女の幸せは家庭にあるのでしょう。
見終わってよかったという気持よりはさみしい気持ちに
なりました。
マリアはこれでいいんだと思っているのでしょうけど。

家庭を大事にする主婦が主人公の映画として"マディソン
群の橋"を思い出しました。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

2011-08-11 20:58:21 | 映画
先日"ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 "を見てきました。
2Dで吹替え版を見ました。
ハリー・ポッターは熱烈なファンというわけではありませんが
映画は最初から見てきました。今回で完結です。
今回の映画はほとんどを戦いが占めています。
本当のことをいえば細かい話の流れはよくわかっていません。
わからないなりに見ていてもかなりおもしろかったです。
戦いの場所がフォグワーツです。学生たちも戦います。
学生たちからも死者がでます。
学校で戦いだなんてそれはないです。

ハリー、ロン、ハーマイオニー等の子供だった人たちが
映画の中の人物として、現実の人物として成長して大人に
なっていくのをずっと見てきたわけです。
最初のころのかわいかった子供たちが最後の映画では
すっかり大人です。
子供ってこんなにはやく大人になってしまうのだと
感じされられました。
最後の場面は40歳近くなって自分の子供をフォグワーツ
の魔法学校へ送りだす場面です。
お父さんとして子供への愛情一杯でやさしく息子へ
語りかける場面です。ほんとにその年に見えますし、
心情が伝わってきます。
きっとこんな風な中年になるのでしょうね。
終わってしまって振り返ると壮大な物語です。
ちょっとさみしいです。
演じてきた役者さんたちもさみしいでしょうね。

映画館は相変わらず空いていました。
2Dで吹替えなら子供とか高齢者が多いのかと思ったら
グループで来ている高校生が大半で、あれって感じです。
子供は3Dで見たいのだろうし入場料は親持ちだから
3Dに行くのかなぁ。
でも私には2D吹替え版が一番内容が分かっていいです。
3Dは10分程度映像をこの前見ましたがこれを2時間
見たら目が疲れ頭が痛くなりそうで敬遠しています。
でも一度は3Dがどんなものか見てみなくちゃ。

英国王のスピーチ

2011-05-14 21:43:47 | 映画
映画「英国王のスピーチ」を見てきました。
エリザベス女王の父にあたるジョージ6世を描いた
実話だそうです。
ヨーク公(後のジョージ6世)は子供のころからの吃音で
父の代わりに演説しますが詰まってしまって辛い思いをします。
妻のエリザベスに連れられて町の言語療法士ライオネル・
ローグを訪ねます。
最初のころはローグに反発するヨーク公ですがそれでも
通って訓練を続けます。
子供のころ父親に厳しく当たられたり兄にいじわるされたり
乳母の虐待にあったりして吃音になってしまいます。
父の死後兄が王座を継ぎましたがすぐに離婚経験がある
女性との恋のため弟にゆずってしまいます。
王様になりたくなかったヨーク公が王様へと押し上げられて
しまいます。
戴冠式の前の場面ではローグが受け答えを指導します。
ローグは実はなんの資格もない人です。言語障害の人を
助けてたいとの思いで療法士を始めました。
折りしもドイツではヒットラーが台頭してきてイギリスは
国民が一丸となってそれに対抗しなければいけません。
国民に向けてラジオを通して演説をすることになります。
ローグの励ましでジェームズ6世は国民の心に響く
演説を行ったのでした。

ジェームズ6世が自分はいい王にはなれないと泣き出し
てしまう場面があります。ほんとに不安だったのでしょうね。
日本の映画ではトップの男の人が不安で泣く場面って
ほとんどみかけないので以外な感じがしました。
奥さんがやさしくなぐさめるいい場面です。
兄は自分を優先してしまう生き方をしましたが、ジェームズ
6世は吃音のため不安がいっぱいでも王としての責任を
果たそうとします。いい王様です。
現実でもジェームズ6世とローグの友情は続いたそうです。

久しぶりに映画らしい映画を見た感じがします。
それにしても映画館はがらがらです。

映画 まほろ駅前多田便利軒

2011-04-24 20:30:47 | 映画
映画を見てきました。"まほろ駅前多田便利軒"です。
三浦しをんさん原作の本を映画にしたものです。
前に読みました。どんなふうになっているか興味が
あって見に行きました。
まほろ駅前というのはもっとうんと小さなさびしい
駅だと想像していました。かなり大きい駅です。
内容は本の通りです。
多田と行天の二人が中心の話しです。
行天は明日は明日の風が吹くさといったかなりいいかげん
でなげやりで、命さえどうでもいいみたいな人物です。
多田は過去の傷を抱えそこから抜けられずにいます。
それでも一応便利屋を営み常識的な生活を送っています。
映画は本より、どんよりと暗い雰囲気がします。
行天はふらふらしてみえますがこういうタイプの人は
どんなことになってもどっこい生きているだろうなと
思わせる人です。
映画で見ると多田のほうが心配です。
この人ちゃんと生きていけるだろうかと思わせられます。
傷を抱えた二人が寄りかかりあいながら生きている、
今はそんな生活です。
いつまでも同じ心境で人は生きているわけではありません
から、いつかはもっと明るい気持ちで生きていける時が
くるでしょう。
いつかは二人が別々の道を歩き出す時がくるでしょう。
そんな場合でも多田がふらっと行天の前に助けを求めて
やってくるとは考えにくいですが、行天が多田の前に
ふらっと現れることは考えられます。
岸辺一徳さんが刑事の役でところどころで登場します。
岸辺さんが登場すると独特の雰囲気がただよいます。

よかったとは言えませんが、悪くもなかった映画です。

アンストッパブル

2011-01-15 22:12:07 | 映画
映画を見てきました。
ミッドランドスクエアの映画館の券を買っておいたの
ですが期限が1月中なので見にいくことにしました。
何をみようかインターネットで検索してアンストッパブル
にしました。
実際に起きたことを元にして作られた映画だそうです。
ねたばれです。
ディーゼル燃料と発火性の強い有毒物質を積んだ貨物列車
が運転手のミスで無人で暴走します。
28年運転手をしているフランクと車掌になって4ヶ月の
ウィルが別の貨物列車を運転して反対側から出発します。
操車場の女性場長のコニーが列車を止めるため次々と
指示を発します。
会社は人がいない農場で脱線させるよう提案したコニーの
意見を退けて別の貨車を先頭にくっつけてブレーキを
かける、ヘリコプターから人を降ろすという対策が
ことごと失敗してしまいます。
フランクとウィルが会社の指示を無視して暴走列車の後ろ
からバックで追いかけていって連結してブレーキを
かけます。
列車から車の荷台へ飛び降りたウィルが、運転台に
飛び移って列車を止めます。

最初から最後まで手に汗を握るはらはらどきどきです。
列車って無人で走り出したら止める手立てって組み込まれて
いないものなんでしょうか。映画見てたらほんと恐いです。
運転手が病気で倒れることだってあるでしょうに。
これがほんとに起きた事だというのがすごいです

ハリーポッター 死の秘宝

2010-12-30 21:22:29 | 映画
今日は映画を見てきました。
木曜日だから女性は千円で見られる日です。
何見ようかと新聞でチェックしてハリーポッター
死の秘宝にしました。
吹替え版を見ました。
洋画は字幕で見るものだとずっと思ってきましたが
最近は吹替え版を見ることが多くなりました。
ずっと内容がよくわかるから、無理して字幕版を見る
ことはないと思うようになりました。
でも若い人たちは外国語に馴染むために字幕版を見て
下さいね。

本で死の秘宝は読みました。前半は平坦でたいくつだと
感じたと記憶してます。
今回の映画は死の秘宝の1です。前半です。
もしかしてつまらないのではないかと思いました。
でもそんなことはありませんでした。よかったです。
前回の映画を見てなかったので、中心人物のハリー、
ロン、ハーマイオニーが大人になってしまっている
のに驚きました。
子供から大人になるまで成長していくのを画面上で
見るのは興味深いものですね。
今までのものは戦いの部分もあったけど学校生活の
部分が大部分で学校、先生に守られていたけど
今回は学校から離れて戦い中心になっています。

映画 "オーケストラ"

2010-12-18 22:01:51 | 映画
昨日映画を見てきました。
"オーケストラ"という映画です。
星ヶ丘の三越の屋上にあるペントハウスみたいな映画館です。
昔はよく行った映画館です。
封切から少し経った作品を上映しています。
この映画館で上映している映画に、はずれはありません。
でも久しぶりに行ってしまったと思いました。
とても見にくいのです。なんでこんななんだろうと思う
ほどスクリーンが下の方で前の人の頭で字幕がみえない
のです。それで足が遠のいてしまったのでした。

"オーケストラ"、いい映画だとの評判でした。
でもなんだかさっぱりわからない映画でした。
漫画みたいな話です。
こんなむちゃくちゃな話はないだろうという気に
なります。映画なんだからむちゃくちゃでいいだろう
というのはそうなんですがあまり現実味がないと
映画の中に入り込めません。
この映画はコメディーなのですか。それにしては
内容が重い話です。
私、コメディーはよくわからないです。

マザーウォーター

2010-10-30 22:40:34 | 映画
映画を見てきました。
"マザーウォーター"です。
その話の前に、映画館の入り口のロビーすごく混んで
いました。
おもちゃの箱を抱えた大人の男の人たちや、若い女の子
たちが何かを買うために行列を作っていました。
何なんだろう、すごいね。
映画ガンダム何とかの券は今日一日分売り切れだという
放送が流れていました。ガンダムって何?

"マザーウォーター"は"かもめ食堂"、"メガネ"、"プール"
の監督や出演者で同じような感覚の映画です。
今回のはどうもすっきりよかったと感じられません。
なんかぎくぎくとひっかかります。
ウィスキーの水割りしか出さないお店、コーヒー店、
豆腐屋をやっている三人の女性とその人たちの間を行き来
しているお婆さん、お風呂屋さんとその赤ちゃん、手伝って
いる若い男の人、ウィスキーを飲みにやって来る若い男の
お客さん、これらの人が登場人物です。
ぜんぜん説明がなくたんたんと日々を描いたものでどこから
来て何を考えこれからどうするのかのはわかりません。

赤ちゃんはポプラという名でお母さんはどうしたのか
説明はありません。
登場人物たちの間でかわいがられ誰かと歩いています。
どんどん別の人に渡されたりしているのでだいじょうぶか
と心配になります。
それだけみんな信頼し合っているということなんでしょうね。

交わされる会話がどうも噛み合っていなくていらいらします。
発せられた言葉がどこかへ消えていくようです。
ちゃんと受け取ってはいるのでしょうが、答えははぐらかされて
いるということが多いです。
言葉なんていらないということなんでしょうか。
たぶんこの人たちはずっといっしょにこの場所にいるという
ことはないでしょう。
ずっと友達でい続けるかどうかもわかりません。
未来は会わないで過ごすのかもしれません。
そんな感じを受けます。
同じ場所にいる今、共に過ごせればいいのですね。
一見淡い関係みたいですがこの関係が心地よいものなのかも
しれません。

スープ・オペラ

2010-10-02 21:55:00 | 映画
映画を見てきました。「スープ・オペラ」です。
なんかなぁ。何が言いたいんだかわかりません。
時間の無駄だったとはいいません。それなりに楽しく
見ました。でも印象が薄い映画です。
しいてあげるなら庭と家、それに猫がよかったです。
それほど広くない庭でそれほど手入れしてなさそう。
それなのになにか、ぴたっと家と合っています。
家はかなり古いのですがとても気持ち良さそうです。
キッチンが広くて現在の見慣れたものではなく古い
雰囲気の場所なんですがとても使いやすそうで
いいなあと感じさせます。
家全体が安らぎを感じさせてくれます。
題名がスープ・オペラなんだからもっとスープが
主張して欲しいです。
予告編を見てもっと違ったものを想像してしまったようです。
なにも予備知識を持たずに行ったらまた違った
見方をしたかもしれません。

トイレット

2010-08-29 22:01:52 | 映画
昨日映画を見てきました。
もたいまさこさん主演の"トイレット"です。
カナダロケだそうですが場所はアメリカという設定だった
と思います。
パニック症候群でひきこもりのピアノストのモーリー、
真面目な化学者でプラモデルおたくのレイ、勝気の
しゃきしゃきしたリサの3兄弟の日本人の母が亡くなります。
亡くなる少し前に呼び寄せたのがばーちゃんです。
レイは家を出ていたのですが火事で焼け出されて同居する
ことになります。
ばーちゃんはぜんぜんしゃべりません。
食事もほとんど取ろうとしません。
朝の忙しい時に長時間トイレを占領し出てくるとため息を
つきます。
モーリーは足踏みミシンを見つけてばーちゃんにミシンの
使い方を教えてもらい縫い物をします。
そしてある朝ピアノに向かっているモーリーが見出されます。
足元は明るい柄のロングスカートで覆われています。
なぜスカート?ホモなの?と言われ違うと答えるモーリー。
リサはばーちゃんと夜中に見ていたエアーギターに魅せられて
コンテストに出たいと言い出します。
ばーちゃんは孤高の人、ひとこともしゃべりません。
でもモーリーが4年間の閉じこもりから抜け出て出場した
ピアノコンテストでパニックを起こした時に客席から
「モーリー、クール」と声をかけます。

いい映画でした。
ぼーとした長男、生真面目な次男、はっきりした長女
3兄弟それぞれ個性的でいい感じでした。
問題は抱えているけどおだやかで仲がいい兄弟です。
ばーちゃんは何をするではないけどこの家の中心と
なって均衡を保っていたという気がします。

エンドロールでの3兄弟のエアーギターそれぞれの
個性に合った轢き方でうまいものです。