日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
クリの花が、いま盛りです
先日ちょっと用事があり、クリ園の横を通りました
クリの花が満開になろうとしていました
クリの花の時期は5月末から6月末ごろです
白く長く穂状に花をつけます
遠くから見ると、細長い1個の紐花のように見えますが、多数の小さな花が寄り集まって咲いているのです
風に吹かれると、ブランブランとして、柳に風といった風情です・・・言い換えると、栗に風という訳ですが、これは合わないな
穂状に沢山咲いている小さな花の大部分は、雄花です
たくさんの雄花の中に、目立たない雌花があるのですが、分かりますか!?
穂をアップして探してみましたが、見つかりませんでした
雌花は大抵、雄花の付け根にあるようです
気を付けてみると、雄花の付け根の所に、5㎜ほどの小さな雌花がひっそりと咲いているのを見つける事が出るそうです
雌しべの先端が白くなっているのでわかるようですが、この時は見つかりませんでした
クリの花の香は独特の青臭い香りで、あまりいい匂いとは思えません
でも虫にとっては美味しい蜜のあるクリの花は、大好きな匂いなのかもしれません
ハナアブやコガネムシが、花穂を渡り歩いています
こんな句を見つけました
「 逗留(とうりゅう)の 窓に落つるや 栗の花 」 向井去来
「 自転車で 田を見に来るや 栗の花 」 飴山 實
クリの花言葉は、「 満足 」、 「 豪奢 」、 「 私を公平にせよ 」 です
秋になると、美味しい栗ができるのですが、それにしてもこの花から、いがに隠れた栗の実ができるのは何とも不思議です
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