日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
ソヨゴの樹に花が付きました
先日、友人が私の知らない花木店を教え連れてってくれました
大きな花木店で、まるで庭園になっているように沢山の樹木が各コーナーに分けて配置販売されていましたから、購入するわけではなかったので多少気が引けましたが、まずはどんな樹木を置いてあるのかと興味がそそられ、うろうろしてきました
造園された庭園ではないので、木々の成長や配置の妙は楽しめませんが、自然園のような多種類の樹木があって目を楽しませてくれました
大きな樹なのですが、とてもちぃちゃな花を咲かせた樹を見つけました
名前を聞いたら、 ソヨゴ(=「冬青」と書きます)というのだそうです
ソヨゴはモチノキ科モチノキ属の常緑小高木で、別名をフクラシバといいます
ソヨゴは自然界では15mほどにまで大きくなるそうですが、置かれていたソヨゴは5~6mほどの樹高でした
葉は1~2cm位の葉柄を持ち、 葉身は卵状楕円形で、やや革質、光沢があってのっぺりした外見をしています
表面は深緑で滑らかで外縁は波打つようになっているのが特徴で、風に揺れて葉同士が擦れると「ソヨソヨ」と音を立てるそうで、ソヨゴの名前の由来になっているんですって・・・これホント!!
尚、葉の構造は丈夫で、葉の表面から強く炎で過熱する裏面の表皮が膨らみパチンと音を立てて破裂します
このことから、別名の「フクラシ」の語源にもなっているそうです
見つけた小さな花の咲く時期は、5~6月、雌雄異株です
雌花は葉腋に単生し、雄花は集散花序に数個まとまっているようです・・・見かけたソヨゴの花はどうやら雌花でしょうか!?
果実は秋になると赤く熟しますが、径7 mmほどで丸くできるそうですが、花の大きさの割には大きくなるのですね
小さくかわいいソヨゴの花の 花言葉は、「 先見の明 」 です
ソヨゴは、濃く美しい緑の葉、風に揺れる葉音、柔らかな樹形、秋の赤い果実が魅力の樹木です