日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
ワルナスビがはびこっていました
早朝ウォーキングをしていて、たまにコースを変えてみると、珍しいものを見る事があります
先だってまで、梅雨だというのに雨が降らず乾燥した日が続いていました
畑のナスやキュウリに毎日水やりしてましたが、なかなか大きくならず今年は収穫期待が駄目だなとがっかりしていました
歩きながら、ナスともジャガイモの花にも似た草が、放置された畑にびっしり花開いているのを見つけました
我が家の畑のナスは、水やりしてやっと生き延び花をつけているのに、荒れ地のようになっているところでナスに似た花を咲かせる木が沢山茂っているのを見ると、野生の逞しさにひたすら驚きました
この木はナスに似てるも道理で、ワルナスビ(悪茄子)といって、アメリカ南東部(カロライナ周辺)生まれのナス科の多年草です
日本も含め世界的に帰化している外来種で、ジャガイモの花にも似ています
ワルナスビが確認されたのは明治時代で、千葉県の牧場で、牧草に混じって侵入したとされています
ワルナスビの名前は、花がナスに似た5弁の白い花で、茎と葉に鋭いとげがあり、繁殖力があり強いので ”悪”と名づけられたといわれます
ワルナスビの長いトゲは草のあいだを歩くだけでも足に刺さり、軍手をしても抜き取るのは難しいほどです
種子は土の中で100年以上もの寿命を持ち、地上部を駆逐してもまた芽を出してくるほど、生命力があるそうですから、「悪」い奴ほど強いのですかね
加えて全草に毒があって、牧場に生えると家畜に中毒を起こし、畑に生えると同じナス科のトマトやジャガイモに被害を与える害虫の温床にもなるようです
海外では“悪魔のトマト”とさえ呼ばれるほどで、嫌われがちな外来植物の中でも、最悪と言っていいほどのようです
こんなところに生えているワルナスビ花は何となく可愛いのですが、今から駆除しないと大変かも・・・
ワルナスビの花言葉は、 「 悪戯 」 です
« ポピー畑を... | チョウが飛... » |
コメント(10/1 コメント投稿終了予定) |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |