日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
スモークツリーが、咲いているのを見っけ!!
昨日久し振りに、関越道・藤岡IC にある道の駅ララン・「花の交流館」を覗いてきました
交流館に入ったところで、なんと眼の前に3mほどに育って鉢植えされたスモークツリーが花開いていました
こんなに身近に花を見たのは初めてで、思わずぐっと近づいてアップ してきました
花を透かして館内天井が見えます・・・名前のように、ぼぁ~っとかすむ中に明り取りが見えました
スモークツリーはウルシの近縁種で、南ヨーロッパからヒマラヤを経て中国に至るまでの広い範囲に分布する雌雄異株の落葉性の樹木で、樹高は4m~5mです
花は5~6月いわゆる初夏に、径3mmほどの小さな淡緑色の花を穂状にたくさん咲かせ、咲き進むと紫色を帯びます
花後、雌株は不稔花(タネを結ばない花)の軸部分(花柄)が長く伸びて羽毛のようになり、花穂の見た目はもあもあした感じになりますが、雄株は花穂がもこもこ感はないそうです
スモークツリーの名前は、この開花後の花穂が煙のように見えるところに由来しています
和名ではハグマノキ(白熊の木)とよばれ、その姿をハグマ(ヤクのしっぽの白毛)で作られた仏具の払子(ほっす)に見立てたものだそうです
ぐっと近づいてアップした花穂の感じですが、これが花なのッて感じです
それもそのはず、花は円錐状に咲き、あまり目立たず、花後に花柄が羽毛状に伸びるとも言われ、煙状になるのは、花後に花柄が伸び実になるとき、結実しなかったものから毛が生えてくるからだそうですが、不思議な感じです
葉っぱは円形~タマゴ型で、よく枝分かれして樹形は雑多な感じで丸くまとまっています
樹皮からはタンニン、幹からは染料が採れるそうです
下の画像は5月末雨が降った後、早朝ウォーキングで見かけた、コース途中の生け垣越しに咲くスモークツリーの花穂です
スモークツリーには変種があり、枝がしだれるペンデュルス〔var. pendulus〕や葉っぱや花の軸が紫色を帯びるプルプレウス〔var. purpureus〕があるそうですが、ウォーキング途中で見た″スモークツリーは花穂が赤紫に煙って見えました
初夏に咲く花木の代表といえるスモークツリーは横に広い円形の樹形が美しく、秋の紅葉も楽しむことができる上樹勢もあり、育てやすいので、近年園芸樹として人気だそうです
交流館でパチパチ 撮りしていたら、店員さんがそんなに気に入っているのならと一枝分けてくれました
挿し木でつくのだそうです
花穂を花瓶で飾って楽しんだら、挿し木をしてみようと思っています・・・ありがとう!・楽しみが増えました
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