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“スゲ(菅)”の花が足許で咲いてました

先日・雨上がりの時、群馬・高崎の自然公園を散歩していましたら、足許で花を咲かせている草を見つけました                                                                                                                       “スゲ”の仲間だろうと思うのだけど、名前がよく分かりません

“スゲ”はとっても仲間が多く、これを整理・調べようとすると、膨大な時間が必要だそうです                                       面倒がり屋の小生にはとても合わないと、そんな時間はないという理由にすぐあきらめました                                    という事で、以下“スゲ”と云う事で・・・

“スゲ”が、落ち葉踏みしめて、雨上がりの道を歩いていたら、小さな“棉スゲ”状の花をぽっちゃり咲かせてました

寒気もちょっと納まり、ビッシリ付いている糸状の花びら(?)は、雨露を一杯含んで、俯くような態がとてもやさしく見えました

“スゲ”は小穂状の花をつけるので、この花びらに見える一つ一つが、もしかしたら花かもしれません                         下の右の画像では、筆先にたっぷり水を含んでいるようにも見えます

 

万葉集にはスゲ類を詠ったものは60首余もあるそうですが、古から身近にあって、よほど生活に深く関わりがあったのでしょうね

 こんな歌を見つけました

 “  奥山の 菅(スガ)の葉しのぎ 降る雪の 消なば惜しけむ 雨な降りそね ”    ( 大伴旅人 )

この歌を意訳すると

 「 奥山の“スゲ”の葉を押し伏せて、降り積もる雪が溶けるのは惜しいものです。 雨よ、降らないで 」

雨上がりに咲いている “スゲ ”もなかなか良いものですよ  大伴さん!! 

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