夏も終わりの「志賀高原」・・・前山湿原・渋池

先月下旬、「草津温泉」から「志賀高原」に行ってきました　　　　　

季節は夏の終わりとなって、色々な花が咲き終わったり、咲き残っていたり・・・

予報ではまだまだ気温の高い日が続き、夏はつづくようで秋遠しらしいのですが、高原の植物は秋の佇まいとなってきていました

「草津温泉」から白根山を上って、尾根伝いに渋峠・横手山を抜けて、「熊の湯温泉」で車を停めました

そして前山サマーリフトで「志賀高原」の湿原入り口を覗いてきました

　　　前山サマーリフトに乗るとき、足許で　“フジバカマ”　が蒼空の下で咲きはじめていました

　　　サマーリフトを下り立ったところで、今上ってきた「熊の湯温泉」の建物が小さく見えます

足許には、“ヤマハハコ草”　が群落を作って咲いていました

前山サマーリフトを上がったところは、「前山」山頂（標高１７９６ｍ）です　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこには「前山湿原」が広がっていました

湿原は雨がないせいか、随分と乾いた表情です

“ひえ”（？）が、稲穂の様に重く頭を垂れて、実を生らしています　　　

　　　標識の向うに「前山湿原」が広がっています　（正面奥の山は、横手山（標高２３０５ｍ））

 

ここから志賀山登山としての「志賀高原遊歩道」が始まります　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「四十八池方向」に歩みを数百ｍ進めたところに、「渋池」がありました　　　

「渋池」の周囲は、原生林にも思わせる木々（＝ハイマツらしい）に囲まれて、池には浮島が幾つも見られます　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浮島表面は色中植物のモウセンゴケ（？）が群生し、赤色がかったように見えます　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水面は秋風を思わせる涼々とした風がやさしく吹き、キラキラ輝いていました