日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
志賀高原・「四十八池湿原」で見た花達
一昨日・昨日に続いて・・・
「四十八池湿原」の木道を歩きながら、湿原の花や実を沢山見たので、パチリ!! してきました
湿原の入り口にあった看板です
秋の訪れを告げる花といえば、“リンドウ”です 志賀高原の湿原では、今がリンドウが盛りでした・・・この“リンドウ”は、亜高山から高山に生える“リンドウ”なので“オヤマリンドウ”といいます
“オヤマリンドウ(御山竜胆)”は、亜高山帯の湿地や草地に生えるリンドウ科の多年生植物で、秋の湿原を代表する花の一つです
「四十八池湿原」の大小60の池塘は、“ミヤマホタルイ(深山蛍藺)”が沢山生えて、小さな花が咲いていました
“ミヤマホタルイ”は亜高山帯の湿原や池沼に生える多年草で、草高は10~40cm位になります
草原のようになっている湿原は“イワショウブ(岩菖蒲)”がたくさん生えていました 花はやや終わりなのか、まるで花の様にみえる赤味を帯びた“イワショウブ”の実はなかなか綺麗です
“イワショウブ”の名は細い葉が“ショウブ”に似ていることから付けられたもので、湿原や水分の多い場所に育ちます しかしアヤメ科の“ハナショウブ”やサトイモ科の“ショウブ”と違ってユリ科です
“イワショウブ”の花は、花径5~10mmくらい・白い花がたくさん固まって咲きます 花被片は6枚・花被片の形は細長い楕円形で、内側に巻き、花の真ん中にある緑色のものは雌しべで、雄しべは6本あります
“ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)”が“リンドウ”などと競って咲いていました
“ミヤマアキノキリンソウ”は、キク科アキノキリンソウ属の多年草の高山植物です
“イワショウブ”の赤い花のような実と競って、“ウメバチソウ”の真っ白い花が咲いていました
“ウメバチソウ(梅鉢草)”は、ウメバチソウ属の多年草で、高山地帯から亜高山帯下部の日の当たりの良い湿った草地に生え、花が梅の花を思わせるところからつけられたようです
根出葉は柄があってハート形をして、高さは10~40cmです 花茎には葉が1枚茎を抱いて、花を1個つけます 花期は8~10月で、2cmほどの白色の花を咲かせます
湿原の隅には、“ゴマナ”が大きな姿で咲いていました
“ゴマナ”は暖帯上部から温帯域にかけて分布する多年草で、水湿地や渓流沿いなどの、湿った明るい場所に多く生育しています
キク科、シオン属で、高さ1~2mにもなる大型の草本で、草原や路傍・林縁にも生育するたくましさがあり、ちょっと湿原では明るすぎる花の印象を持っていました
名前は分りませんが、陽射しの中で、甲虫が睦みあっていました 冬はどうやって越すのでしょう
四季によって、湿原の様子は変わるのでしょう “姫石楠花”、“コバイケイソウ”、“キンレンカ”の咲く時期に来て見たいな