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群馬・「少林山・達磨寺」は、「高崎自然歩道」の起点です

早朝ウォーキングを始めて、4ヶ月余が経ちました                                                     何とか続いていますが、メタボ解消に役立っているかなと期待した当初効果もちょっと足踏み状態です

そこで今少し歩くチャンスを増やそうかなと近くの「自然遊歩道」を覗き始めました

 群馬・高崎の観音山丘陵には、「高崎自然歩道」と名づけられた自然(植物、野鳥など)と史跡(国や県の特別史跡)を楽しみ触れ合いながら歩く事ができる遊歩道(=「山名」から「少林山」までの全長約22km)が造られています

山名駅方面から近い所には史跡が多く、「山ノ上碑」 や「金井沢の碑」、万葉集に収められた 「上野国歌の歌碑」 が建てられた 「石碑の路」 と呼ばれる自然歩道があります                                                               また「根小屋城跡」や「山名城跡」などの古城もあり、自然と歴史が固まって満喫できます

一方「少林山」からも「達磨寺」を起点に、群馬百名山の一つ観音山の「白衣観音」までの直線で約3km余のコースは、心を洗うお勧め簡単ハイキングコースになっているようです

先日「高崎自然歩道」の「少林山」起点である 「少林山・達磨寺」 を覗いてきました

「達磨寺」境内を通り抜けるように「自然歩道」が走っており、「修道の路」とも名づけていいのではと勝手に思ちゃいました

まだ暑さが残っており、蝉の鳴き声が良く聞こえます                                                 ひぐらし蝉の声は、「侘び・寂び」の想いをとても感じさせてくれました

高崎自然歩道の通る少林山・達磨寺境内のちょっと奥まった所に 「厄除け観世音」を祀ったお堂があります

達磨寺の縁起によると、300年以上前、この寺の辺りは観音様をまつる草葺きの小さなお堂があっただけだったそうです

ここにまつられていたのは9尺ほどの十一面観世音菩薩像で、「行基菩薩の作といわれ、厄除け・安産・子授けなどの御利益があるとされ、お参りの人が絶えなかったようです

1680年ごろすぐ側を流れる碓氷川が大氾濫をし、水を引いた跡に黒光をした古木が残されたそうです

これを霊木として観音堂に保存しておいた所、国を廻る一了【いちりょう】という老行者が現れ達磨大師の坐禅像を彫り上げたそうです

達磨座像の噂は、たちまち近郊近在に知れわたり、「「達磨大師」出現の霊地」として、誰言うとなく村の人たちが「少林山」と呼ぶようになったそうです

今ではすっかり厄除け観音さまより、達磨さんのお寺として有名になっているので、厄除け観音様がある事は知る人ぞ知るのようです

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