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“マンサク”の冬越し

早々春なんて言葉がある訳ないし、しかもまだ年が明けてないのだから・・・
そんな空気を感じさせてくれたある日、公園で見つけた“マンサク”冬越し景をパチリ  しました
今年は暖かいせいか、これから冬に向っている時に、何となく一足飛びに早春の明るさを感じます
“マンサク”は秋に黄色から薄く赤味を帯びて黄葉します
そして葉が落ちる頃に春の芽吹きに備えて「冬芽」、「花芽」を作ります



出来た「冬芽」の芽鱗は、落ちやすく裸芽となり、「花芽」は鱗片に包まれ、卵球形で柄があります
「冬芽」も「花芽」も冬の寒さを越す為に、ビロード状毛に覆われています
「冬芽・花芽」を見守るように“マンサク”の果実(果)殻が、ありました
あのマンサク花からこんな実が生るんだぁ~ 
“マンサク”の果実は直径1cmほどの卵状球形だそうですが、まだ見た記憶がありません



 ところで花も葉もない冬の樹木って、どうやって種類を見分けるかというと、樹木の枝先につく「冬芽・花芽」の形状を調べて同定するのだそうです
特に「冬芽」はよくよく眺めると、動物や人の顔にも見え、個性豊かでユニークな観察対象になっているようです
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