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長屋の「ご隠居様」が、いなくなちゃう世になりそうです (;一_一)

「ご隠居」というと、縁側でボーっとしているおじいちゃんを連想しますが、そうではありません
私が考える「隠居」とは、「好きな事をしていて生活できる状態」にある人のことです
但し生まれながらの資産家で遊んで暮らせる人は、「ご隠居様」になれません
庶民生活の中で、「ご隠居様」はいるのです
日本では「働かないことは善ではない」と考える思想が根深く、死ぬまで働くのが望まれています・・・こう云うと、ちょっと極端かな  
ひたすら働き、疲れちゃうだけの人生では詰まりませんよね
一生懸命働き、第二の人生は心豊かに生きる姿として、登場するのが、「ご隠居様」です
もう一度「隠居とは?」をいうと「趣味を仕事にして生活している人」・即ち「生涯(好きな)事をして社会に役立つ人生を送ろうとする人」を云うと思います
ですから、「ご隠居」は年齢には関係ないのですが、若い内はなかなか好きな事だけでは食べていけませんし、自らの人間性を磨く必要があるでしょう
どうしても年齢を重ね、多少の蓄えを持ち、自分を見つめられるようになる頃なれるのが「ご隠居様」と言う事になっちゃいますからね

最近「ご隠居」になりたいと思う人がいなくなったのだそうです
いや居なくなったのではなく、老後の安定が見えなくなってきた世の中に不安を感じ、「ご隠居」の悠々暮らし(=勿論物質的でなく、心のです)なんかできなくなったと言うのです  
歳をとっても働かないと、食べて活けないとは・・・
お金なんかなくとも心豊かにと思っていけないとなると・・・これって大変ですよね
高齢化社会になって、まだまだお金儲けの為働けというのはどういう意味なのでしょう
老後政策がおいて行かれ、死ぬまでお金を追いかけないと安心できない世になっていると言う事なのでしょうか!?   
どうやら安心安定の社会ではなくなりつつあるようです
今更稼げない年金生活者は早めに世を去れというのでしょうか
政治家諸兄殿・あなた方は安心して老後を送れる社会作りが大切なんですよ
子供を大事にして将来を託すだけでなく、その子達が成長して、いずれかなる老後も見据えないと駄目なんですよ
政権維持は「急がばまわれ~」、「ばら撒くんじゃなく、しっかり使え!」ですよ

そこで提案!! 
心豊かな老後を過ごせる社会つくりをするには、「ご隠居様」増加政策法を作ってくれませんか
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