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“ドワーフ・コットン( = ワタ )” の実

群馬・高崎の「シンフォニィーガーデン」の片隅に、ハーブコーナーがあります
先日覗いてみたら、“綿(ワタ)”の実が弾け始めていました  
“ワタ”は“アオイ”の仲間で、インドや中南米等の熱帯及び亜熱帯地域が原産地です
4月過ぎ、充分暖かくなってから種を蒔き育てると、8月頃、ちょっと“オクラ”に似た花を開きます
花は、同じアオイ科なので似てはいるけれど、“オクラ”より花色は薄く、花弁そのものも薄く透明感があります
そして、秋には青いボール状の実が生り、熟してくると、まるで白い花のように「コットンボール」を作ります  



別名を“ドワーフ・コットン”と言いますが、「ドワーフ」と言うのは生物学においては「矮化したもの(個体・品種・種)」を指すそうで、直訳すると、“矮性棉”となります
時折花材や、インテリア用として、花屋さんで枝切りして売られており、花瓶に指して飾ると、とてもユニークな感じで可愛いアクセント物となります

  

 手軽に育てられると言う事で、ちょっと調べてみた“ワタ”の木の育て方・参考です
・一年草ですが、種をとっておくと毎年楽しめますって (播種は5月)
・やや砂地の水はけの良い土壌を好みます
・酸性土壌を嫌うため、石灰で中和することが必要です
・あまり肥えた土地だと、かえって実が落ちるので、肥料は控えめに。
・種からの栽培の場合、1~2度摘芯してやると、枝数が増えます
・開花後約2ヶ月ほどで、青い実になり、それが熟しはじけ綿花が顔をのぞかせます
・種は綿花の奥にあるので、丁寧に採集です
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