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「菊花展覧会」を見てきました

このところ菊花展があっちこっちで開かれています
先日関越道・藤岡ICにある「ららん道の駅」で、「菊花展覧会」を見てきました 
‘菊花’は東洋で最も古くからある鑑賞植物で、日本には平安時代に中国から渡来し、改良が重ねられ多くの品種が生まれました
‘菊’の開花時期は、10/20頃~12/20頃と寒さに強い上、割と長く楽しめます

展示会場内の入り口に、「千輪咲き」と呼ばれる‘菊’が置かれていました
これは秋にさし芽をしたものをひたすら摘心し、一鉢で直径3メートルから4メートルほどの半球状に花が隙間なく、かつ規則正しくならべ、しかも一斉に咲かせるようにしたものだそうで、見事さになんともため息が出てきます 


どの菊花展でもよく見られるのは、大輪の「厚物(あつもの)」と細い花びらの「管物(くだもの)」ですが、色合いも含め実に様々で見事です


    厚物 ; 多数の花弁が中心に向かってこんもりと盛り上がったものを呼びます
花弁が起伏がなく、整然と並んでいるものが良いのだそうです


    管物 ; 花弁が管状になり、直線的に放射状にのびているものを呼びます
外側の花弁はしだれて先が丸まって(玉巻という)います
尚、管弁の太さは、更に太管、細管、針管に区分されているようです



大きな花を咲かせたり、きれいな形に整えるには、さぞや大変な労力がかかるのでしょうね
手間をかけた分、思い通りの菊の花が咲いた時は苦労の甲斐があったとばかりに、一番うれしい時なのでしょうね
受賞作品がこれ見よがしに勢ぞろいしていました
ところで、総理大臣賞や農林大臣賞等の賞名が掛けられていましたが、これって誰が選ぶのですか?
そういえば、あっちこっちに同様の賞がありますが、ふと気になりました
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