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‘カカオ’の花や実を初めて見ました ;食べ方!?

先月下旬、赤城山の麓にある熱帯植物園で、‘カカオ’の木を初めて見ました 
‘カカオ’は、中央アメリカから南アメリカの熱帯地域を原産とするアオギリ科の常緑樹だそうです
‘カカオ’の学名の属名 『Theobroma 』は、ギリシア語で「神」と「食物」の2語からなる合成語だそうで、これは‘カカオ’が如何に貴重な作物であったかを物語っています
‘カカオ’を栽培食物としていたのはマヤ文明ですが、どんな風に食べていたのでしょうか
マヤの民は「とうもろこし」と「ラモンの木の実」が主食だったらしいのですが、天然の色々な木の実を常食していた民族だったとは、人類学上まったく異質な感じを受けますね
西欧に持ち帰ったのは、アメリカ大陸発見者の『コロンブス』だそうですが、500年以上も前に良くぞ太平洋を渡って‘カカオ’を持ち帰った  ものだと驚きです 



‘カカオ’は熱帯アメリカ原産の高さ8~10mの小高木で、葉は長径30cm位の楕円形をしています
花は薄くピンクがかり、大きさは直径約1~2cmの可愛い花です
幹から数輪が、にょっきりと直接開花する「幹生花」です 


‘カカオ’の実は、花の大きさにそぐわぬほどの大きな卵形になり、幹から直接ぶら下がります 
実の中には、20~60粒の種子である「カカオ豆」が入っていますが、食べるときは「カカオ豆」と「豆」を包んでいる「パルプ」と呼ばれる果肉を分離せずに、一緒に発酵させ、ココアやチョコレートの原料にするというのですが、・・・
食べ方は何か良く分りません 
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